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桜乃

推薦図書
・ マリア様がみてる 真夏の一ページ
・ マリア様がみてる レディ、GO!
・ カラミティナイト 3
・ ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹
・ .hack// ZERO Vol.1 ファントム・ペイン


イラスト評
・ 海馬が耳から駆けてゆく 2




マリア様がみてる 真夏の一ページ
  このシリーズ、どの巻のイラストも捨てがたいんです。
なかでもこの巻では由乃さんの私服+普段と違う髪形が見ることができます!
まあそれだけなんですが(笑)。
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マリア様がみてる レディ、GO!
  マリア様がみてるはどの巻も好きなんですが、今年度刊行の物の中では、この『レディ、GO!』が一押しです。

なにしろ単純に楽しめます。笑いどころ満載。
また、学園の外で展開する話が続いただけに、学園に戻ってのお話は安心感があります。

ただ、カナリア祭りのイラストが無かったのが返す返すも残念(笑)。

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カラミティナイト 3
  精神的にも、肉体的にも万全な時でないと、打ちのめされて起き上がれないかもしれません。
それくらい主人公の追い詰められていく様は読んでいて痛いです。
その一方で、智美と優子の友情物語は見逃せません。
とくにこの3巻は二人のやり取りに重点を置いているせいか、あまり痛い展開はありませんが、二人のやり取りに萌えながらもどこか寂しい感じを受けます。
この二人の行く末を最後まで見届けたいです。
なのでどんな形でもいいので続巻が発売されることを望みます。
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ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹
  この戯言シリーズは一言で言うとあくが強い。
それは登場人物の名前であったり、性格付けであったり、登場人物の特殊技能(?)であったり、語尾であったり、何度も同じ記述を繰り返す文体であったり、発生する事件の内容であったり、死体損壊の度合いであったり、etc。
とにかくあくが強い。
なので万人受けするとは決して思わないけれど、これらが気にならないと言う方は一度手にとってみることをお薦めします。


推理ものだと思って手にとって、「こんなの推理ものじゃない」とこの作品の評価を下げてしまうような不幸な出会いが起こらないように、最後に一言。
推理ものの要素は持っているものの、決して推理ものではありません。エンターテインメントです!
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.hack// ZERO Vol.1 ファントム・ペイン
  .hack シリーズの小説ですが、ゲームやアニメのノベライズではありません。
.hack//sign のキャラクターが何人か出てきますが、今のところ主人公によく接触するのはソラと昴くらいで、アニメの番外編という位置づけとも違うと思います。

では何かと言うと、主人公の少女の成長物語です。
同年代の子に比べて多少大人びていて(大人びてはいるが決して大人ではない)、可愛げのない主人公がThe World に出会ってどう変わっていくのか。
早く続きが読みたいですの意味を込めてこの作品を推したいと思います。
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海馬が耳から駆けてゆく 2 (イラスト評)
  この作品実は小説じゃありません。エッセイです。
なので、「ライトノベル」とは違うかと思うんですが、せっかく刊行リストに載ってることですし。
それに、2ページごとにイラストがある本作はライトエッセイと言ってもいいのではないかと。

このイラストを書いているのは著者の友達なので、エッセイに対するコメントがイラスト中にあったりしてイラストも無くてはならない作品の一部だったりします。
残念ながら、文庫版ではカットされているイラストもあるので、お勧めとしては単行本の方だったりします。

ちなみにタイトルの「海馬」は「かいば」と読みます。「トド」じゃありません。脳の部位です。
でもコレに引っ掛けて「トド」が表紙を飾っているんですが、著者がその事実になかなか気づかなかったりという事実もあったりします(笑)。

本文のエッセイも大爆笑ものなので、「コリー鍋」という単語が気になる方は1巻を手にとって見ると良いでしょう。
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