バッカーノ!1931 鈍行編 The grand punk railroad
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大陸横断鉄道、フライング・プッシーフット。 そこで起きた事件を「鈍行編」と「特急編」 の2冊の本を使って描いたのがこの作品です。 こちらの「鈍行編」は「特急編」で明かされる 様々な謎の伏線が見事に張られており、 そのストーリー、キャラが双方共に見事に組み合わさって 実に痛快な作品になっています。 こちらの主人公はジャグジー。 実に魅力的な青年です。 そして「鈍行編」最大の謎のクレアの正体やいかに。 全ては「特急編」で明かされる―――
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バッカーノ! 1931 The grand punk railroad 特急編
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「鈍行編」で明かされていない謎が 「これでもか!」とばかりに次々に明かされていく過程は見事の一言。 「鈍行編」で受けた感じとはかなり違った展開を見せる、 「特急編」。 読んだ時にはこの構成に脱帽しました。
はじめからおわりまでワクワクドキドキ感を貴方へ。 成田良悟が繰り出すエンターテインメントを見逃すな。 |
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ダーク・バイオレッツ 5 針の小箱
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ダーク・バイオレッツは、ホラーアクションという電撃文庫の中でも 異質なジャンルの作品です。 電撃のホラーといえばMissingを思い浮かべる方も多いと思います。 ダーク・バイオレッツはその影に隠れて正直あまり目立ってないとは 思います。 しかし、内容は実に良作なシリーズです。 このダーク・バイオレッツ5 針の小箱は短編集で ストーリーの空白を埋める構成になっています。 短編集としての完成度も高く、これ一冊でも 読める構成になっています。 作品内の年表が巻末にあるのも◎。 オススメは表題 「針の小箱」と「影の館」。 「影の館」はホラーとしても恐い作品だと思います。 |
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Dクラッカーズ7−1 王国−the limited world−
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富士見ミステリー文庫で最高のシリーズと言っても過言ではない 「Dクラッカーズ」。 この7-1 王国−the limited world−は 「最終決戦前編」というべき巻で、Dクラッカーズ最高の盛り上がりを見せる巻です。 Dクラッカーズはもともと後半からエンジンがフル回転し始める作品 で、巻を追うごとに読者としても熱が入ります。 この巻最大の功労者は「海野千絵」。 彼女の行動、魂をえぐるような台詞の数々に打ちのめされます。 そしてものすごい引き。すごいところで終わっています。 7-2で見事に終わってくれているので安心してお読みください。 富士見ミステリー文庫ということであまり注目されないのが本当に 残念な作品です。 完結していますので未読の方はぜひ。
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零崎双識の人間試験
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「戯言シリーズ」から派生したのがこの作品。 殺人鬼一賊「零崎」と殺人集団「早蕨」兄弟との 超人間同士の戦いを描いた作品。 流血の繋がり「零崎」と血の繋がり「早蕨」 との退避。 西尾維新独特の文体で描かれる両者の血の闘争は ぐいぐい引き込まれて目が離せません。 それと所々に挿入される実に偏ったギャグ。 元ネタがわかる人間にとってはたまりません。 「戯言シリーズ」から完全にミステリ成分をとっぱらったような この作品。読み始めたら最後まで止まらない。
あなたは人間試験、合格ですか?不合格ですか? それとも―――。 |
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イリヤの空、UFOの夏 その4
(イラスト評)
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作品の内容に決して負けていないイラスト、と言えるでしょう。 電撃hpであのイリヤを見たときは鳥肌が立ちました。 駒都えーじさんのイラスト含めて、イリヤだったと私は思います。
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灼眼のシャナ 5
(イラスト評)
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文とイラストの相乗効果が間違いなく発揮されているのがこれ。 萌え燃え超進化動力体、その名は灼眼のシャナ!
なんでこの巻とかというと、この巻からいとうのいぢさんの イラストコラムがあるからです(笑) |
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空ノ鐘の響く惑星で
(イラスト評)
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渡瀬草一郎さんの作風に非常によく合ったイラストレーターさんだと思います。 なんというか全体的に柔らかい感じが素晴らしい。 |
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しずるさんと偏屈な死者たち The Eccentric Dead In White Sickroom
(イラスト評)
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イラスト効果によってしずるさんの神秘的な感じと、よーちゃんの可愛い感じが確実に増しています。 こういうところがライトノベルにイラストがあることを喜ばしく思う瞬間です。
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GOSICK−ゴシック−
(イラスト評)
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正直な話を申し上げますと、イラスト買いでした。 しかし、文中のヴィクトリカの描写と絵の雰囲気がバッチリ合っています。素晴らしい。 でもこの本で真に注目すべきはあとがきだと思います。 今まで読んだあとがきの中でも1、2を争う面白さです。
念のために言っておきますと、ミステリーとしても面白い作品でした。 でも、あとがきのほうがインパクトがあると思う。 |
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