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RUR

▼プロフィール
年齢不詳、性別不明。


URL : http://bad.adam.ne.jp/

推薦図書
・ 聖霊狩り 贖罪の山羊
・ 流血女神伝 女神の花嫁 前編
・ マリア様がみてる レディ、GO!
・ カラミティナイト 3
・ ディバイデッド・フロント I 隔離戦区の空の下


イラスト評
・ 聖霊狩り 死の影の谷
・ くつしたをかくせ!




聖霊狩り 贖罪の山羊
  聖霊狩りの最終巻。
メインキャラの部活動が『漫画研究会』ということでちょっと損してると思いますが、よく出来たシリアスなオカルトものです。
例えば、舞台となる舟山という地名が実は骨山から来ているとか、オカルト的にマニアックな設定満載。敵なのか味方なのか、そもそも主人公(注:自分的には早紀子ですが)に優しいのか厳しいのかハッキリしないミステリアスな美女というのもまた萌え。
ヨコシマフィルタ持ちのやおい書きの愉快な妄想の暴走も、とある一部の人々には喜ばれそうなような、そればっかりピックアップされるのもなんだかなって気分なような。
百合ものが好きな人はシリーズを通して(できればスーパーファンタジー文庫の『闇がざわめく』から)読んで欲しい一作です。決してメインでもほのぼのでもありませんがかなり萌えること請け合い。

この巻で舟山編は一応の決着を見ますが、シリーズ自体はまだ続いていて続刊が2冊ほど出ています。しかしこの巻の激しく厳しい展開は読み応えがあって、読んだあとしばらくぼんやりとしてしまいました。
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流血女神伝 女神の花嫁 前編
  本編が一応の決着をみたあとで、カリエの物語である本編ではメインのように扱われながらも異物感の拭えなかったザカリアの物語に焦点があてられた作品です。

1巻で初登場したときには、あまりのスーパーヒロインっぷりに「瑤呂?!」という感想しか抱けなかったラクリゼの物語。前編は、少年時代(正確には少女なのですが…)の物語。異質な文化がリアリティをもって読めるのは単に作者の腕かと思いますが、この前編だけで独立した物語になっていて、面白かったです。

すでに後編まで発売されていますが、後編にはカリエも登場してきてワクワクしました。
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マリア様がみてる レディ、GO!
  この年に刊行されたなかでは一番面白かったと思います。1年生トリオが可愛かった。
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カラミティナイト 3
  シリアスな文章でえんえんとおかしな展開が描かれるのはどうにかならなかったんでしょうか。笑い死ぬかと思いました。

個人的には1−2巻の袋小路な展開が好きですが、3巻はすれ違いすぎる二人の友情に、萌えが止まらず、本来のストーリーを見失ってしまいそうでした。なまじっかな恋愛小説より恋愛していたというか。

3巻の展開はかなりヌルかったと思いますが、布石は揃ったので次巻の苛烈で残酷な展開に期待したいと思います。どちらにしろ、もっと売れてじゃんじゃん続きが出るといいと思いました。本気でそう思ってます。
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ディバイデッド・フロント I 隔離戦区の空の下
  化け物と戦うのは化け物しかない。不運にも化け物に憑依されてしまったがために隔離戦区で生かさず殺さずの不毛な戦いに明け暮れるしかない少年少女たちの物語。精神を犯しかねない戦争描写がリアルなような気がします。

今回は設定紹介で終わっただけの感が拭えないので、次巻の展開に期待したいんですけれども、いつ出版されるのでしょうか。
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聖霊狩り 死の影の谷 (イラスト評)
  星野さんの漫画を読んでいたこともあって、『闇がざわめく』を手に取るきっかけになったのですが、結果として大アタリでした。

闇がざわめくは残念ながらシリーズ打ち切りとなり、レーベルと主役を変えて聖霊狩りとして続くのですが、舞台と主要登場人物はそのまま継続して出てきます。もっともメインキャラは『闇に歌えば』という、これもスーパーファンタジー文庫の別シリーズの人たちになるのですが(主役が違うので、読んでなくても問題はありません) なかなか入手困難ですが、こちらも面白く、現在揃えつつあります。

『闇に歌えば』のキャラクタの殆ど星野さんが書き直していて、もともとのイラストレイターの絵より星野さんの絵が好きなので、ちょっとうれしいです。

あまり美也と早紀子がセットでイラスト化されることがないので、この巻はかなり貴重だと思いました。本屋で内容を確認したとき、思わずガッツポーズをしてしまいました。
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くつしたをかくせ! (イラスト評)
  スニーカー文庫などで繊細な物語と繊細なイラストが強力なタッグになっている乙一作品ですが、それが絵本となっているときては。

クリスマス前にサンタクロースに見つからないように世界じゅうのあちらこちらの子供がくつしたを隠すだけの話なんですけど、とにかく靴下を隠しまくるだけの本文と、世界中のいろんな子供たちのやわらかい絵が絶妙です。
ほんわかとした体裁の話ですが、どこに隠した靴下にも、おっとこの先はネタバレなので割愛します。

自分はこの作品は、ちょっとホラーな話として読みました。だって、ねぇ、怖いですよね?
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