悪魔のミカタ 11 It/ザ・ワン
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『悪魔のミカタ』シリーズ全体に対する投票のつもりです。最近の中で一番好きなのがこの11。三鷹昇の決意だけでも価値があります。 |
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AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 2<下>
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主人公の思考回路がまったく読めません。けど、そんな小説だって好きです。 世界観が凄まじいです。けど、そんな小説だって好きです。 主人公が変態です。けど、そんな小説だって好きです。 攻撃方法がこれまた凄まじいです。けど、そんな小説だって好きです。 そして、所々に混ぜられているギャグがいい感じです。 |
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マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust-排気
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各所で云われている通りカジノシーンが最高に盛り上がっていました。作者が後書きで「吐いた」のも納得です。設定も良かったですし、シリーズ全体への投票のつもりです。 |
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きみとぼくの壊れた世界
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西尾維新作品の中で初めて手に取ったのがコレ。同時に、講談社ノベルスを知る機会ともなった。主人公の櫃内様刻は『持てる最大の能力を発揮して最良の選択肢を選び最善の結果を収める』を信条とする高校生。実際その通り、主人公の思考の途中ではよく幾つかの選択肢が示される。しかしこの選択肢、実は結構視野が狭い。このことは様刻が通う高校の保健室登校児にして学園始まって以来の秀才・病院坂黒猫によって指摘されている。ところで、『壊れた世界』と云うタイトル通り、実に壊れている。人物も思考も事件も。やがて、殺人が起こる。大概のミステリはこの謎解きに時間(=ページ数)をかけて、探偵役がああでもないこうでもない、などと考え云いつつ最終的に事件は解決、人死が出るもののハッピーエンドでまるく収まるものだが、当然その様な展開は出尽くされてしまって面白味に欠ける。ではこの小説はどうなるのかと云うと、当然ながら人死は出る。それからの展開が各小説家によって別れる分岐点となるのだが、西尾維新氏は犯人を登場人物に指摘させながらも逮捕者が出ない。これはつまり、この小説における探偵役、病院坂黒猫は犯人を指摘しながらも、告発役、櫃内様刻にその告発するかしないかと云った選択をまかせる(まかせるにしてはあまりにも理不尽な選択だと思うが。ほとんど拷問だ)。そしてその犯人と云うのが同じ高校、同じクラスの人間、しかも友人だったりするあたり、やはり櫃内様刻にとっては最悪の選択肢しか残されていない。『持てる最大の能力を発揮して最良の選択肢を選び最善の結果を収める』を実践してそれに成功してきたにも関わらず。途中、病院坂の自殺未遂、様刻の過剰なシスコンなどあって、ますます世界は壊れていく。筈、なのに、何とこの状況がハッピーエンドになってしまうのだ。これには驚嘆させられる。また、最後の台詞も強烈だ。 |
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Missing 8 生贄の物語
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もともと『Missing』シリーズはイラスト目的で買いました。綺麗です。本当に綺麗です。それが怖さを引き立てます。あと蛇足かもしれませんが翠川しんさんのサイトは http://www.geocities.jp/love_earthspring/ |
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AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 2<下>
(イラスト評)
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こんなに口絵が凝ってるものは中々見れないと思います。必見。 |
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Missing 10 続・座敷童の物語
(イラスト評)
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この小説には翠川さんの絵しかつりあうものが無い様に思われます。それほど緻密で綺麗な絵です。 |
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マルドゥック・スクランブル The First Compression-圧縮
(イラスト評)
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このドロドロした感じがすきです。顔やらネズミやらイルカやらが入り乱れている構造も。 |
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トリニティ・ブラッド(8) Rage Against the Moons IV ジャッジメント・デイ
(イラスト評)
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何といえばいいのかよく分かりませんが、「見れば分かる」。そんな言葉でも許されそうな迫力の絵です。 |
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