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作品評  /  イラストへの評を見る。
AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 2<下>

著者 : 川上稔
絵師 : さとやす(TENKY)
ISBN : 4-8402-2515-X
page : 482p


NBF /
  愛です。愛なんです。愛の書き方がうまいなぁ川上さんは。
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左手 /
  読み応えがありすぎる下巻。
ギャグに作者色が大きく出ているので、なじめない人はなじめないかとも思いますが、
この人にはこのまま突っ走って欲しいものです。
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たろん /
  AHEADシリーズは、個人的に一番ライトノベルらしいと思っている小説です。
テンポのよさ、ギャグ、ガジェット、萌えと燃え、自分が何者かと模索するキャラクターたち。
これに、佐山の変態攻撃と新庄タンの萌えが加われば最強でしょう。
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いのま /
  戦闘での名前の使い方と新庄の正体が明らかになることが見所です。とくに戦闘は1stとの闘いよりも驚きと感動度が上がっています。
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CROSS /
  川上稔氏の作品の魅力は複雑な世界観や個性的なキャラクターたちは勿論のこと、読者の心に力強く響いてくる"テーマ"というのも忘れてはならないと思います。個人的にはライトノベルの範疇でここまでテーマがしっかりしている作品は滅多にないと思います。
都市シリーズから一貫して描かれる川上作品のテーマを自分なりに言葉で表すと「問いかけと答えを出すこと、それによる自己証明、そして成長」といった感じになるでしょうか。AHEADシリーズは今も尚話が続いていますが、現時点でシリーズ中もっともテーマが強く感じられるのはこの『終わりのクロニクル 2<下>』であると自分は思います。

それまで自分の抱える"嘘"のためどこか一歩引いた感があった新庄がこの巻では佐山と真正面から向き合い、共に全竜交渉で他のGと向き合っていくことを決意します。それまで自らの本当の名前を不吉なものと考えていた新庄が佐山と共に在ることで自分の名を受け入れ、そして"名が力を持つ"2nd-Gとの戦闘で力強く一歩前に踏み出し成長した姿には感慨深さ、清々しさを感じます。

また、ストーリー的な面でも把握しきれないくらいの伏線を至るところに張り巡らされていたり、個性的な敵側のキャラクターたちが密かに暗躍を始めていたりと今後の展開に対する期待感をじわじわと高めてくれます。

そしてラストではイラストの相乗効果ありまくりの一言でじわっと感動を与えて締め括る…もう堪りませんね(笑)
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トドドド /
  主人公の行動が世界を左右する展開、そんな中での学園生活、ヒロインとのロマンス(というべきか・・・)、SF的ガジェット・・・・・・・・
全てどこかで見たことがある手垢の付いた設定ながらそれでも激しく強烈な個性を感じさせる川上稔の美学が垣間見える一作。
いま一番乗りに乗っている作家の一人だと思う。
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夏葉薫 /
   シリーズ全体に一票なのだがとりあえず最新刊に。
 過剰にそれらしく振舞う事によって目指される、ライトノベルらしいライトノベル。
 作者の川上稔は、ライトノベルでしかありえないにも関わらず当たり前のライトノベルの枠組みに収まりきらない過剰を抱えた奇妙な作品で知られる難解な作家である。
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九乃 /
  問い、回答、決断、そして敵
いろいろと見えそで見えない都市シリーズとは又違った長いシリーズ
ならでわの良さが見え始めた頃かな
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rustynail /
  このシリーズはどれも好きなのですがもっとも好きなものをひとつ。
「まロい。」
この作品を評するときはこの一言で。
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クサビ キノミチ /
   世に小説は数あれど、これほどに「ライトノベル」を極めた小説も、他に類を見ないでしょう。
 ギャグがある。シリアスがある。
 設定がある。造語がある。
 ヒーローがある。ヒロインがある。
 心理描写がある。バトルシーンがある。
 テーマがある。プロットがある。
 燃えがある。萌えがある。
 痛みがある。葛藤がある。
 問いがある。答えがある。

 これら、ライトノベルに必要な要素が、寸分の隙もなく、とてつもない密度で、あの分厚いページの中に織り込まれています。しかも大量の美麗イラスト入りで。
 ライトノベル読みでこれを読んでない人がいるとしたら、確実に損をしています。
 惜しむらくは、分厚い上に刊行ペースがやたら速いこと。今のうちに手を出さないと、ずるずると買いそびれる恐れがあります。
 あと、意外と若年層にも読まれている模様。川上稔作品初心者にもお薦めですよ。
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Jonny /
  もう、面白すぎ!何より奥が深い!それに本も厚い!もう読み応えがたっぷりで、満足にお腹いっぱいになります。ごちそさまー
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foz /
  おもしろかった上に、終わりが綺麗でよかったです
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おとうさん /
  個人的に全竜交渉というより鹿島家の方に重点がいっております。
というか奈津さんです、いい奥さんですねぇ…。

もう一つ、都市シリーズの方でも描かれてたと思いますが『嘘』については考え込みました。
(今でも時折、考え中)
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一枝零知 /
  主人公の思考回路がまったく読めません。けど、そんな小説だって好きです。
世界観が凄まじいです。けど、そんな小説だって好きです。
主人公が変態です。けど、そんな小説だって好きです。
攻撃方法がこれまた凄まじいです。けど、そんな小説だって好きです。
そして、所々に混ぜられているギャグがいい感じです。
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