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応援メッセージ検索結果

『 書評者 : 極楽トンボ 』 という条件で検索したよ!
132 件見つかりましたわ。そのうちの 123 〜 132 ( 表示数=10冊 ) 件を表示しますわ。
愛工大名電選抜高校野球優勝おめでとう!……はっ、なぜこんな台詞を!?
らいと、また中の人に操られてますの

[image:amz] タイトル 真実の扉、黎明の女王
シリーズ 約束の柱、落日の女王
著者 いわなぎ一葉
イラストレーター AKIRA
レーベル 富士見ファンタジア文庫
書籍コード ISBN4-8291-1678-1
発行年月日 2005-02-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
いちせ 少女ちっくでベタな恋愛ストーリー。あまり富士見らしさは感じないのだけど、なかなか良いよ〜〜。
極楽トンボ やっぱり軸としては愛はいかなる障害をも乗り越える、ということで。
ファンタジーを土台にしてはいますが、重要なのはラブですから!
素直にいい話です。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル マテリアルナイト V そして少女は慈しむ
シリーズ マテリアルナイト
著者 雨木シュウスケ
イラストレーター 椋本夏夜
レーベル 富士見ファンタジア文庫
書籍コード ISBN4-8291-1686-2
発行年月日 2005-02-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
森のゴブリン 綺麗で適度な長さの終わらせ方。ライノベは変に引っ張って台無しとかいうのもあるのでそういうのが無く良かった。少女たちの心の持ちよう、真摯なまでの思いをうまく書いてると思います。シリアス路線なので読む人を選ぶと思いますが、とりあえずお試しあれ。
極楽トンボ えー、好きな理由を問われても答えられないというのはいささか問題があるような気がしなくもないですが、どうも言葉にならんのです。結構好きなシリーズでした。
うーん、きれいに完結しましたねー。

なにはともあれお嬢様に幸あれ。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル キリサキ
シリーズ
著者 田代裕彦
イラストレーター 若月さな
レーベル 富士見ミステリー文庫
書籍コード ISBN4-8291-6292-9
発行年月日 2005-02-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
麻由 えっ、これ本当にあの『L・O・V・E!』な富士ミスから出たんですか? と思ってしまうくらい、ミステリーしている小説。それくらい、終盤の謎解きは驚きの連続。ファンタジー要素を混ぜ、論理的に構築された真相には感嘆しました。L・O・V・E! はあまりないけど、オススメです。
紙様 富士ミスにしては珍しいミステリー。つか「富士ミスなのにミステリー」というのが最大のミステリー(笑)
いささかファンタジーな手法が多いのも確かですけど、それでも最後まで読者を騙し続け最後の最後で真相を一気に解き明かす様は見事。
皆で一緒に騙されよう(笑)

しかし「L・O・V・E」という観点から見れば結構恐ろしい作品でもある。まあ「愛」と言い切るのも無理はないかと思うけど、あんな「愛」は嫌だなあ……
煉紅 富士ミスには珍しくしっかりとミステリーな作品です。
多少ファンタジーな要素が含まれていますが論理的に組み立てられた真相には
驚かさせられます。読み終わった後は騙されたという気分になれます。
個人的にはネタばれに驚かされました。
ゐんど 「デスノート」+「ハサミ男」?
本格ライトノベルミステリを読みたい方に、是非!
極楽トンボ 「おいおいこれLOVEじゃないですよ?ミステリですよ?」
とばかりに、富士見ミステリにあって異彩を放つ本格ミステリ作品です。
ほんとうに最後の最後になるまでひっくり返されることを覚悟してください。

ですからこれはキャラクター萌えするよりは物語を見たい方に、
さらに言うとミステリを読みたい方におすすめします。
ひさ まあ「またLOVE重視なのか」と表紙イラストに騙されたわけですが。富士見ミステリー
文庫で真っ当にミステリしてるのも含めて、二重三重四重に驚かされました。練り込まれた
物語の謎に、思い描いていたものを全て覆された真相語りでの心地良い"してやられた"気分
に諸手を上げて降参。参りました。歪み切ってるけれど一応LOVEの形はあります。
月季 そしてまた驚愕した。何て見事なミステリなんでしょ?!!
「L・O・V・E」のオビに正直少し引きましたが、買って正解!!な逸品。
途中までは目星もついてたし、正直当てる自信はあった。が、その自信は後半に進むにつれてあっけなく崩されたのでした……作者の方が一枚も二枚も上手でした、脱帽。
リッパー さすが、殺人許可証(コロシノライセンス)を持つ男。
リッパーさんは"富士見ミステリー文庫の片隅でミステリを叫ぶ"田代裕彦氏を応援しています。

# 富士見ミステリー文庫では殺人事件を書くのに編集部の許可がいるのです。詳しくは壱乗寺かるた氏の著作あとがき、および木ノ歌詠氏のブログ(下記)を参照のこと。
http://ta-eis-heauton.blog.ocn.ne.jp/konouta/2005/04/post_9c33.html
永山祐介 他の人が皆ミステリ視点で書いている(というか富士見にしてはミステリ、とかが散見される)ので、他の方向のコメントを一つ。

主人公の、姉への思いの向き方は、なかなかに狂気が入っていて良い感じです。ネタばれ歪んだ関係性が仄見えるのは良かったなあ。ちなみにLOVE寄せはなされていないよーに感じます。
雨空陽明 読み進めるうちに「え?」「ええっ!」「なんだってー!?」と三段階の驚きが楽しめるサンペンスミステリ系ライトノベル。
願わくば富士見「ミステリー」文庫ももっとこういう本を出してもらいたいものだ。
コモリケイ なかなかに性根の歪んだミステリでした。
ライトノベルとしても、ミステリとしても面白かったです。最後の方はもうあっけに取られんばかりに、想像の上を行く真相が浮かび上がってきました。これを「L・O・V・E」だと言う底意地の悪さに感服。
柚熊猫 心情的には極端で、「love」というにはどろどろしすぎなのですが。
話の仕掛けと落とし方が楽しいです。きちんとミステリー。
ある意味ネタばれですが、けっしてラブコメディではありません。
うそくさい爽やかさにあふれたラストまで、一気読み推奨。
神無月 LOVEに見せかけて普通にミステリーをしている作品でした。

多少謎解きの部分で解りにくい部分はあるものの、謎解きまでに張られた伏線をきちんと回収していく感覚はとても爽快なものでした。

後は、個人的には意外と主人公が好みでした。
多分、余り戸惑わず、理知的であるようで基本的には人間のような感じであるからだと思います。

個人的には、続いて欲しい作品の一つです。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル BAD×BUDDY 12月の銃と少女
シリーズ
著者 吉田茄矢
イラストレーター 深山和香
レーベル 富士見ミステリー文庫
書籍コード ISBN4-8291-6293-7
発行年月日 2005-02-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
リッパー 今年デビューの新人さんの中でリッパーさんイチオシの人。

上司との軋轢からアトランタへ左遷されてしまった刑事・ホンダ(日系)を主人公に
ホンダの相棒になる17歳の少年ウォルター、爆弾魔の少女・ヴィスコが絡んでくる
物語のノリはまさにアメリカンな刑事ドラマ。
面白いですよーう。

電撃ばかりに注目してないで、たまには富士見ミステリー文庫の新人作家どっすか。
げっげーろー。
極楽トンボ 簡潔に言うとアメリカB級アクション映画っぽい話。
ただし弾け方はちょっとおとなしめ。
本部から田舎に飛ばされてきた刑事が主人公のお話ですが、
癖のあるキャラクターなどがなんだか忘れられない印象を与えます。

なんかこう先が楽しみな作家さんですええ。
ひさ 左遷されて田舎に飛ばされてしまったホンダの不運と格好悪いズッコケぶり
が楽しい刑事ドラマ仕立てのストーリー。とにかくケチがついてばかりで
愚痴吐きまくりなホンダの一人称文章の描写が秀逸。実に軽快なテンポで面白く
読ませてくれる。災難に見舞われ続きでへこたれても自分が背負った事件からは
決して逃げず、普段格好悪い姿ばかりだから決める時は格好良さが実に際立つ。
今の所続刊予定はありませんが、是非この続きを読んでみたいと希望。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル ゼロヨンイチナナ
シリーズ ゼロヨンイチロク
著者 清水マリコ
イラストレーター toi8
レーベル MF文庫J
書籍コード ISBN4-8401-1221-5
発行年月日 2005-02-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
第弐齋藤 他愛のない会話が続くのは『嘘つきは妹にしておく』のテイスト。
耳を傾けるのも悪くない。
極楽トンボ いつものおとぎ話調なちょっと不思議な物語。
清水マリコさんファンなら当然買い。
……としか表現しようがないです。
なお、イラストとの親和性がすごく高いです。
toshi-ko どこかメルヘンで、ちょっと怖い不思議な童話の雰囲気を持った、独特の世界観が魅力的な作品です。

うーん、初恋ってどんな感じで、どんな味がしたのだろうか?

そんな甘く切ない感覚を思い出さしてくれそうな、そんなお話です。

もちろん、ネタばれは、別腹です!?
永山祐介 明智くんが主人公で、年上のお姉さんに憧れるお話。高校一年生らしい可愛らしさというか、明智くんの浮かれっぷりが見ていて微笑ましい。最後、明智くんは「微妙だな」と表現しましたが、僕はなかなか良い「恋愛物」だったと思います。その台詞も、そこまでの流れを思うとなかなかジーンと来るものが。
あと密かに明智くんちの弟と妹との関係が良かった。なかなかちゃんとお兄ちゃんしてますね。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル 灼眼のシャナ IX
シリーズ 灼眼のシャナ
著者 高橋弥七郎
イラストレーター いとうのいぢ
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2881-7
発行年月日 2005-02-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
toshi-ko テーマは、裸マント。

とにかく、裸マントで街を疾走させる為だけに、半ば強引な展開を設定する、

弥七郎は、ネ申!?

これで、ネコミミを搭載できれば、最強だった。

そしてついに、ネタばれ登場!?
彼の職業は一体・・・?
海老庵 シリーズ全体を代表して最新刊にメッセージを。世界設定の上手さ、人間側のキャラクタと人外のキャラクタの魅力。巻を追うごとにエスカレートする人外とのバトルと人間相手の恋のバトル。萌えポイントを的確に衝かれました。読み終わったらメロンパンを食べましょう。
煉紅 ついにネタばれ登場!しかしさらにこの人の謎が深まった気が・・・
そして千草とヴィルヘルミナとの保護者頂上決戦?も見物です。
にしてもこのシリーズ読み始めてからメロンパンの消費量が急激に増えた気が・・・
極楽トンボ 時間もないので補足的なことだけ。
シャナの戦いの描写はもはや言うまでもなく、魅力的。
だから後の魅力を支えているのは日常パートなわけです。

よって……悠二の母親の存在は実はものすごく重要なんだと今改めて気が付きました。
VIPですね。
応援メッセージ・イラスト部門
紙様 え〜と、夜笠がね、その、裸でね……

つまりポストカード求めて本屋をハシゴしたりする位に表紙がよかったとそういうわけですよ。
決して「裸夜笠」とかそんなワードが脳天にヒットしたりとかそんなんじゃありません、ええ。

……ゴメン、嘘ついた_| ̄|○

[image:amz] タイトル 奇蹟の表現
シリーズ
著者 結城充考
イラストレーター KEI
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2919-8
発行年月日 2005-02-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
平和 渋い、とにかく渋いです。いぶし銀、ハードボイルド、そんな作品。

いくつかの要素を替えると、あっというまにハードボイルド小説になるように思いました。映画を見ているような展開は、作者のイメージが伝わってくる感覚を覚えさせてくれます。

近年、類を見ない作風を持っているように思えるので、次回作を期待したいです。
主人公が若くなくても(=おっさん)でもOKな人は是非。
いわし 第11回電撃小説大賞<銀賞>受賞作。でも個人的には大賞よりも、金賞よりもこの作品が好きです。
不器用な男と心に傷を負った少女の物語。
…例え主人公が40歳のオッサンであろうとも、メインヒロイン(?)が10歳くらいの少女だろうとも
そんなことは問題じゃありません。というかソコがこの作品の良さとも言える。
(あ、別に二人に恋愛的要素なんて勿論ありませんからご安心を…)
過去の事件で家族を惨殺され、自らも全身に大怪我を。全身のサイボーグ化で一命は
取りとめたものの後悔と諦めの日々を送っていた「シマ」がある修道院で少女と出会って…。

熱い!熱いよ!後半の展開が熱いです。カッコいいオッサン万歳。
INN 辛い過去を背負う寡黙な男・シマが、一人の少女・ナツと出会う事で徐々に己を取り戻していく作品。第11回電撃小説大賞・銀賞受賞作です。

これ一冊で綺麗に完結しているお話ですが、もう少し続きが読んでみたいと思わせる程に魅力的な作品でした。それほど盛り上がると言う印象は受けなかったのですが、全体に漂う静かでどこか哀しげな雰囲気が非常に素晴らしい。

派手さは全然無いのですが、その中で主人公・シマの渋さがとにかく光ります。これだけ渋さで格好良いと思わせる主人公には、なかなかお目にかかれないんじゃないでしょうか。

第11回電撃小説大賞受賞作の中で、この作品が一番のお気に入り。次の作品にも期待しております。
極楽トンボ 渋っ! すごい渋っ!
だいたい物語の主人公がおっさんですよ、外見は人間ですらないですよ!?
この渋みがたまりません。
麻由 親父! 親父! まさか萌えのイメージが強い電撃で親父分が補給できるとは……!
表紙に写っているのは可愛い幼女ですが(この子もいい子だったな)主人公は間違いなく背後にいる親父サイボーグです。地味だ地味だといわれていますが(まあ実際地味なのですが)中盤の謎解きはかなり迫るものがあり、面白かったです。
ラストはイラストの相乗もあって爽快な気分に。親父スキーは是非。
只一人 渋い中年には、硝煙の香りが良く似合います。
上でも言われていますが、なんといっても「渋い」
電撃文庫らしからぬ(褒め言葉)作品です。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル 半分の月がのぼる空 4 grabbing at the half-moon
シリーズ 半分の月がのぼる空
著者 橋本紡
イラストレーター 山本ケイジ
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2936-8
発行年月日 2005-02-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
半月 夏目がメインですが、里香と祐一の中も最後のほうで進展しました。個人的には夏目のイメージがさらによくなりましたね。夏目が祐一を自分と同じような道に進ませないためにとおざけようとしてたんですね。橋本紡先生と山本ケイジ先生が描くSFでもファンタジーでもない作品第四弾。なんか帯みたいになってしまってますがお勧めです。
すけもん 女なんてたくさんいる(もちろん男も)、そりゃくっついたり離れたりもするよ。でもそんな中でも大切な人、かけがえの無い人は確かに存在して、そんな人と出会ったら頑張るしかない、突っ走る、突っ走るしかないじゃないか。裕一よ。
この物語の行く末はすでに暗示されていて、それが変わることはおそらく無いだろう。
僕はこの物語の行く末をただ読むことしか出来ない。でも里香回復を願う事、応援することは出来る。裕一と同じように。
いちせ すごいっ!! 素晴らしすぎるっ!! 天才っ!! 最強っ!! 感動系のせつない青春モノを書かせたら、ほんとすげすぎる〜〜。
千秋 「よう、奥さん」
「やあ、旦那さん」

うわわぁ〜〜〜〜〜〜(泣

小夜子さんに癒されます。それだけです。それだけで良かったのに……う、うわぁ〜〜〜〜〜〜〜。
煉紅 これ以前の巻ではいやな奴としか印象のなかった夏目がメインです。しかし、その印象はこの話を読んだ後では全く変わってしまいます。なぜ夏目が祐一があのような態度なのか、それは自分の様な道に進ませたくないという思いからだったんだと分かります。
この作品には過激なアクションや複雑な謎解きはありませんが、暖かな人の思いに
満ちています。この作品を読み終わった後には自然と涙が流れると思います。
東雲長閑 人が殺されたり、爆発がおきたり、犯罪を犯したり、超常現象が起きたりといった派手なことが起これば、読者はある程度興味を引かれてページをくる。多少のあらは隠してくれる。
「半分の月がのぼる空」はそういった派手なことがいっさい起こらない。本シリーズは、文章の力のみで勝負しているのだ。
そういうライトノベルとしてはぎりぎりの状況で勝負しているが故に、橋本さんの小説はどんどん上手くなっている。
それも元から上手かったのに、さらに上手くなっているのだ。
本作の、一気に時間を飛ばすシーンには鳥肌が立った。
極楽トンボ 痛い。切ない。
思春期の少年少女を書かせると相変わらず上手いですね、ほんとうに。
……ううっ、思うツボだとわかっていながらやっぱり泣ける。
応援メッセージ・イラスト部門
煉紅 山本ケイジさんの絵がどれも愛らしくて
それが物語の切なさを強調されているように感じます。

[image:amz] タイトル 空ノ鐘の響く惑星で 6
シリーズ 空ノ鐘の響く惑星で
著者 渡瀬草一郎
イラストレーター 岩崎美奈子
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2938-4
発行年月日 2005-02-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
おむらよしえ ファンタジーのようなみかけでSF世界の中の少年の話。妾腹の有能な王子が左遷されても気楽にやっていたときに出会った、「柱」の中から出てきた不思議な少女の正体は?
コンスタントに出ているだけではなく、中身が面白い!人間関係や世界の設定がよく考えられていて毎回次の巻が待ち遠しいです。イラストも最近大人気の方をやっとつかまえてぐっど!
この巻で登場した青年がかっちょいいです。
からり 1巻から面白かったですが、最近特に面白いシリーズです。少しSF風味の入ったファンタジー。良作です。主人公は国の第4王子フェリオ。権力から離れた場所に生きる王子でしたが、紆余曲折あって今は忙しいです。(端折りすぎな説明^^)
この巻では派手なアクションはないのですが、政治的判断とか、駆け引きに緊迫感があります。戦いを始めないための戦いという感じ。各陣営や個人の描写も丁寧です。

SF的な世界の謎が少しだけ明らかにされていろいろ納得しました。は〜、なるほど・・・。とても面白い設定なのですが、ヒロインの一人リセリアには気の毒なことになりそうです。もう一人のヒロインであるウルクも最近災難続きですし、ヒロインは大変です。
最後の方ではいろいろと大変なことになっています。主人公達には危機ですが、敵対している勢力との関係には変化が起こるかも?どちらにせよ、まだまだ物語はこれから。先がとても楽しみです。
ちなみに私は何故か商人のロセッティさんがお気に入り。表紙にならなかったのが非常に残念です(笑)(著者さんのHP参照)もちろんウィスタル(表紙の右の人)も渋くて格好良いですよ!
BAW WAO シリーズで支持します。既刊最新巻にコメント。(6巻迄刊行中)
舞台はファンタジー戦記ですが、内容は主人公と幼馴染VS異世界来訪少女との三角関係物語です。(ちょっと違う・・・かも)
文体がラノベ調でSF要素が混ざってますので、ファンタジーに慣れてない方にも読み易いと思います。
設定には一捻り有り、意外な展開の連続。キャラクターもそれぞれ皆立っています。
中でもWヒロインの微妙な揺れ具合が絶妙で、読者は揃って萌え転がります。
現在6巻迄刊行されてますが、尻上がりに人気が上がって来ています。
絶望系な展開は無く、序々にワクワクしていく路線なので、特に学生さんや若い方にお薦めします。
いわし 世界観が練り込まれていて、素晴らしいです。
いわゆる「後付け」の設定なんて無いんじゃないかと思うくらい
最初に見事な設定を作り上げているのか、見事に帳尻を合わせているのか。
いずれにせよ、そのきれいな文体でつむがれる物語は何と言うか、隙がありません。
登場人物も魅力的で…まさに死角なし。
出てくる人物にはそれぞれちゃんと信念や思惑があって、それらが重なり合い、反発して
その結果無理なく世界が動いていきます。

今巻、個人的には別地で頑張っているベルナルフォンがもう少し見たかったです。
カッコいいオッサンもこの作品の魅力なのです。表紙が男性二人、電撃でなかなか無いですよ多分
Hunter ライトノベルに、『奇作』、『異作』がひしめく中で久々に巡り会った『良作』といえる作品。
物語がよく練られていて、安心して読め、しかも巻を増すごとに、「次が早く読みたい』という気にさせられます。そしてなにより、読んでいて「飽きない」というのがすごいです。綿密な世界設定、個性的で素敵なキャラクター、これらを余すことなく使い切り、その上常に「次はどうなるのか?」という興味を読者に抱かせ、それをきっちり納得のいくように解決してくれる物語の構成力にはもう脱帽です。
「ファンタジーはだめ」という人以外なら、ぜひ読んでみることをお勧めします。と、言うか、読まなきゃ後悔します。きっと。
まよねえずごはん シリーズで支持しますので、期間内の最近巻に投票します。
この作品は地味です。この巻も一般的なライトノベルのイメージではない、男二人の表紙。でも良作です。
巻を追うごとに増え続ける登場人物、広がりつつけるストーリー。しかし、作りこまれた設定を基に(多分)しているので、破綻がなく、安心して読める。そして早く続きが読みたい!!
確かに展開が遅いとか、広げた風呂敷たためるのかとか、いやほんと地味だよねとかいろいろ不安がないわけではないけど、面白いからいいじゃない。最後まで見届けさせていただきます。
今から読む方にアドバイス。1巻は導入に過ぎません。少しでも惹かれるものがあったら、2巻以降を必ず読んだほうがいいです。
かげつ 上質なファンタジーだと思います。
徐々に謎が明かされてるんですが、先は長そうですね。
それもまた善し。

ただ、主人公のフェリオに「もっとハッキリせんかい!」とどやしつけてやりたかったり。
葉月あき SF要素を含んだ異世界ファンタジーシリーズ。
6巻は水面下の動きが多く多少地味な印象がありますが、それでも十分面白く読める魅力があります。
丁寧に作られた世界の謎が少しずつ明かされていく過程も興味深ければ、増える謎をあれこれ推測したり、主人公を巡る恋模様にやきもきするのもまた楽しい。
登場人物はそれぞれ魅力的な人が多くて目移りしがちですが、シリーズ屈指の男前はパンプキンだと力一杯主張しておきます。
takeuma 本当に面白いファンタジーのシリーズです。
正直なところクリエイターの方には申し訳ないんですが、タイトルと挿絵(本当ごめんなさい)からして地味な、あまり面白くなさそうで興味を惹かないシリーズだなぁと思ってて、読む気はありませんでした。
きっかけは最近になって各出版社から出た解説本で、そこに「面白い」と書いてあって、騙されたと思って読んでみたらこれが面白いのなんの!

6巻までの展開で考えると1巻は物語の導入部に過ぎませんが、それでも何か他の作品とは違う何かをこの作品には感じました。
それが練り込まれた綿密な世界設定なのか、個性的なキャラクターなのかまたは別の何かなのかは読む人それぞれ違うと思いますが、一読の価値ありです。

Googleの検索ヒット数とか見ると、これだけ面白くてもまだ「知ってる人は知っている」という程度のマイナーなシリーズだと思うので、もっとたくさんの人に読んでもらいたいですね。
極楽トンボ 幼なじみと闘って勝利することは出来るのか?
とか思ってみたり。

そんな話は置いといて良質なファンタジーです。
安定して高品質です。
麻由 シリーズ全体で応援。なので最新刊に投稿。
しっかり立ったキャラ達、綿密に練り込まれた設定、重厚に積み重ねられるエピソードと、非常に高い標準を保ったファンタジー。
この巻ではついにその設定がやや解明されることに。そのやり方も納得の出来映え。
また、非常に気になるところで終わっているため、続編が待ち望まれる。
普段ライトノベルを読まない人にもお勧め。良質のファンタジーです。
応援メッセージ・イラスト部門
いちせ あっ、書評と間違えた。……デザインが電撃ではトップクラスではあるのは確かではある。
一歩 なんだっけ? 幼馴染に関しては一家言ある作者さんなんだっけ?
それに関しては知りませんが、これに出てくる女の子は可愛いなあ、とか美人だなあ、とか思います。絵師の功が大きいでしょう。
二大ヒロインのどっちに転んでも楽しみですな。

見開きイラストの1頁お茶会会話が結構好き。

閑話休題。
ライトノベルらしい展開で、さくさく読めるのはいいんだけど、6巻まできてようやく微妙に世界の謎が開かれだしたところ……もうちょっとペースあげて欲しいなあ。
そうだなあ、イチャイチャ度を上げてくれるなら今のペースでも我慢するけど。

イラストと言えば、このシリーズは全巻表紙絵は登場人物中の2人が並ぶ形なんだけど、この2人ってのが必ずところてん方式で入れ替わってるのにこないだようやく気づきました。芸が細かい。
ふらつき 全巻通しての感想で。
内容に対するマッチぶりは間違いなく最高レベルです。
話中で登場が多いキャラクターはまず間違いなく挿絵かもしくは扉絵でその姿が描かれているというのもラノベ読みとしては非常に嬉しいところです。

各親父キャラが異様なまでにかっこいいのですが、実は一番素敵なのはきっとパンプキン(マテ

[image:amz] タイトル ソウル・アンダーテイカー
シリーズ
著者 中村恵里加
イラストレーター 酒乃渉
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2943-0
発行年月日 2005-02-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
ミズノトリ 馬鹿な少女の話です。ただの馬鹿ではありません。大馬鹿です。
けれど、その馬鹿さ加減が、どうしてか悲しくて切ない。
一巻では、姐さんな猫の使い魔や、「ソウル・アンダーテイカー」の少年と出会って、
比呂緒自身が「ソウル・アンダーテイカー」となるまでを描いています。
ある種の除霊モノのようなのですが、一巻ということで話はあまり進展を見せません。
ただ、全体に漂う灰色の雰囲気が、今後の鬱展開を示唆しているような。
その前に、遅筆な作者がいつ続刊を出すかが問題ですが…。
alpha 妹に虐められる馬鹿な主人公ですが、本人は何も気にしてないところがいいです。
そんな主人公が除霊?をする人になるまでの話。
喋る猫とか個性的なキャラも登場してきて、全体の雰囲気はとぼけている作品(この先の雰囲気がどうなるか分かりませんが…)です。
まだまだ序章で、今後に期待出来る作品。
いちせ 鬱系の痛い要素を匂わせつつ、絶妙なセンスに裏打ちされた巧い文章で読ませる傑作。とにかく巧いっ!! 巧すぎるっ!!
煉紅 文章全体が独特な雰囲気を纏っていて読むうちにずるずると引き込まれていきます。
それぐらい巧い文章です。
まだまだ物語は始まったばかりでこれからの展開が期待できます。
唯一の不安は作者が遅筆なところでしょうか。
いわし 主人公は馬鹿ではない。大馬鹿だ。

とか言ってみたくなるくらい、作中での描写も扱いも「馬鹿」一色です、この主人公。
自分で馬鹿だと認めてしまうので悲壮感がない…のが見ているコッチには逆に悲しかったりもしますので
ここは電撃の図書館のあらすじ通り「のんびり屋の女の子・江藤比呂緒」という事で1つ。
ネタばれたり、ネタばれをとても喜んだり、好感が持てる娘です。
今回はプロローグ的存在だからか、若干話の起伏が弱い気もしましたが、まだまだこの世界には多くの謎がありますし
これから始まる「伝説」を楽しみにしたいです。
waka 比呂緒の「馬鹿」っぷりや、日常の描写がとても丁寧。
悪く言えばどうでもいい描写をここまで面白く、飽きさせずに読ませるのは中村氏ならではの技量だと思った。
頑張って欲しい作家の一人でもあるので一票。
kaiei 馬鹿と魂の物語です。
思考が明後日の方向にすっ飛んで行ってる主人公、江藤比呂緒のキャラクターが印象的です。
でも個人的には『頭の回転は遅いけど、頭は決して悪くないんじゃ?』という印象です。
もっとも、頭の回転の遅さや、記憶力の弱さ等を馬鹿だというならその通りなんですが。

とにかく続きが楽しみな作品です。
極楽トンボ 読んでる内にどこか切なくなってくる、お馬鹿なだけど本当に純真な少女の物語。
読んでる内にこっちまで泣き笑いの気分になってきます。
応援メッセージ・イラスト部門