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魔法は過去の遺物となり、産業革命が起こりつつある世界。 ある魔術師に弟子入りした四人の個性豊かな少女たちが、やがて稀代の魔女と呼ばれるまでに成長していく物語です。 コバルトですが、男性でも楽しめると思います。(私も実際、男性の知人に勧められて知りました)
世界観はしっかりしていますが、それよりも時として暴走しているほど生き生きとしたキャラたちの描写がメインのコメディー風味ファンタジーシリーズ、十九巻目。いよいよ最終章です。
前巻はやや失速気味でしたが、その不安を打ち消してくれました。 争乱に向かいつつある世界に翻弄されながら、それでも意地と想いを貫く彼女たちが見事にえがかれています。 現在中編まで出てますが、続きが楽しみです。 |