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作品評
楽園の魔女たち 楽園の食卓 前編

著者 : 樹川さとみ
絵師 : むっちりむうにい
ISBN : 4-08-600351-1
page : 259p


ちょちょ /
  楽園の魔女シリーズ最終章 序章
シリーズ初の上、中、下となる楽園の食卓。
最終章のタイトルが楽園の食卓・・・。
とってもらしいです。
主役から脇役までとっても魅力的な作品です。
「へっぽこー」の科白が読めるのも後少しなのがちょっと残念です。
( ちょちょさんの紹介ページへ )


cet /
  シリーズを通して成長してきた「楽園」のお嬢さんたちのお話も
とうとう最終巻と宣言されてしまいました。1巻のときは
ただの設定程度に捉えていた主人公たち4人の背景が
ここまでお話に影響しだすとは思いもしなかったです。
ばらばらに分かれて、そして対立してしまった主人公達、
今一番結末が気になるお話です
( cetさんの紹介ページへ )


いさご /
  「マリア様がみてる」に投票しようかと思ったんですよ。
でも他のみなさんが投票して、ちゃんと人の目に触れる所に行くだろうから、今日はこっちです。

単純に面白い話なんで、あんまり書く事がないです。
読まれた事の無い方は、是非どうぞ。
あなたが一巻を読み終えた時、その後の既刊の多さに幸福な気持ちを抱けますように。
( いさごさんの紹介ページへ )


シュガー /
  ラストに向けて、怒涛に物語が展開していきます。ダナディアがキーパーソン?なんでしょうか。ばらばらになったみんなが、再び集う日を願いたいです。
( シュガーさんの紹介ページへ )


真璃雫 /
  魔法は過去の遺物となり、産業革命が起こりつつある世界。
ある魔術師に弟子入りした四人の個性豊かな少女たちが、やがて稀代の魔女と呼ばれるまでに成長していく物語です。
コバルトですが、男性でも楽しめると思います。(私も実際、男性の知人に勧められて知りました)

世界観はしっかりしていますが、それよりも時として暴走しているほど生き生きとしたキャラたちの描写がメインのコメディー風味ファンタジーシリーズ、十九巻目。いよいよ最終章です。

前巻はやや失速気味でしたが、その不安を打ち消してくれました。
争乱に向かいつつある世界に翻弄されながら、それでも意地と想いを貫く彼女たちが見事にえがかれています。
現在中編まで出てますが、続きが楽しみです。
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眠り猫 /
  長編シリーズ最後の一話の始まりです。
個性が豊かすぎる4人娘の活躍と成長を、一話完結で描いたコメディですが、たまに、それぞれが背負っているしがらみとか過去とか悲しい思い出とかが顔を覗かせます。
この作品が、他の多くの長編物と違うな、と思うのは、シリーズを通して4人娘が着実に成長していっているところです。ちゃんと、作品として到達すべき目標地点があって、主人公たちはそこに向かって進んでいます。
もちろん、なにもかもが変化しているわけじゃなくて、決して変わらないものもあって、それは4人の心の中で揺るがずに輝きを放っています。そして、この最終話では、それぞれの立場で自分の歩むべき道を進み始めようしています。

現時点では、完結していないので、こう言ってしまっていいかわかりませんが、シリーズ全体としてお勧めしたい作品です。
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リン /
   読み終わった途端に、「続きが読みたい!」と転がりまわりそうでした。
 この「楽園の食卓」で長く続いた「楽園の魔女たち」が終了です。キチンと話が終わるという安堵感と、まだまだ読み続けたい気持ちが同じくらいあります。同意見をあちらこちらのサイトで見かけたので、それだけ、愛されている作品だと思います。
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きのこ公爵 /
  主役四人が魅力的です。脇役も主役に負けず劣らず魅力的で、読んでて楽しい小説だと思います。個人的には首座さまが好きなのですが。
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