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作品評  /  イラストへの評を見る。
第六大陸 1

著者 : 小川一水
絵師 : 幸村誠
ISBN : 4-15-030727-X
page : 349p


練馬 /
  月面に有人基地を民間企業が作るなどという、荒唐無稽な計画を、これ以上ないリアルさで描き切った名作。

上下巻構成の上巻にあたるこの巻では、計画に関する致命的な障害はまだ出ず、各キャラが、実に精力的に計画を推し進めて行く様は痛快の一言。

なお、個人的に、この巻でもっとも心に残ったのは、八重並社長の「よそに真似をされたって、一歩も二歩も先を行けるさ。そうやって月にでも火星にでも木星にでも、一番乗りしてやるんだ。NASAやロシア航空局を尻目に、民間人の俺達がだ。こんなに愉快なことってないじゃないか!」という言葉。
もう想像しただけで最高に「愉快」じゃないですか?
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こくぼ /
  よく創りこまれた作品。読んでいて心が震えた。
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成瀬洋一郎 /
   恒久的な滞在施設を月面に建設しようとする日本の民間企業の奮闘を描く。
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yommy /
  月に結婚式場を作る話。
宇宙大好き理系人間を熱くするロマンに満ちた最強のSF小説。テーマソングは絶対「地上の星」です。

そもそも、何百年も先の世界で、地球からはるか何光年という場所が舞台のSF小説が多い中、「ロケットを作る」ところからスタートするSF小説なんざ聞いたことがありません。ましてや、目標は「月に結婚式場を作る」です。しかも、その過程過程が妙にリアルです。

この話のリアル加減にやられて最後まで一気に読み進めさせる力は見事の一言。ぶっちゃけ、宇宙開発のノンフィクションの作品といわれても納得できるリアルさです。熱き血潮の技術者たちが技術的困難に立ち向かい一歩ずつ目標に近づいていく様はプロジェクトX以外の何者でもありえません。

ほかにも、この作者の作品で好きなものに導きの星があったんですがこっちの熱さを重要視してこっちにしました。

今後も小川一水の描く熱き技術者の戦いが読みたいものです。




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N.N /
  いやもう、続きがコレほど楽しみだったSFは星界の紋章以来です。
面白かった。
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楠真 /
  個人的には15年前に読みたかった作品ですね。
読む人を熱くさせる、良質のSFです。
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すめらぎ /
   月に建物を建てるために人々が奔走する近未来を描いた小説。技術的な描写よりも、プロジェクトに関わる人間同士のやり取りがメイン。正当派ですので萌えは少ないですが、やたら難しいSF小説とはことなり、良い意味でのライトノベルと思います。
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きょーいち /
   シリーズ物なのですが、二冊読み終えての感想として書き込まさせて頂きたかったので、こちらに1,2を読み終えてのまとめとしまして書き込みをさせていただきます、こちらのサイトの色々な所を目を皿のようにして拝見させて頂いたつもりですが、この形で投票させてもらってもいいのかイマイチ判断しかねたのですが、とりあえずこの様にして書き込みさせていただきます、問題がある様でしたら、 otyahayapparyokutya@hotmail.com までご連絡下さいませ。


 子供の頃空に金色に輝く月を眺めている時、「本当にうさぎとかいるのかな?」とか想像していた頃を思い出しました。


 お話は、世界トップクラスの技術力を持つ建設会社の所へ、少女がとんでもない企画、「月に基地を建てる」を持ち込んでくる所から動き出し、その壮大なプロジェクトの30年計画に沿って話は進んでいきます。

 企画が動き出した当初は、極限の環境での基地の建設に対する様々な問題を色々なアイディアとそれを実現させてしまう技術者達の活躍と言いますか、エピソードが楽しませてくれました。
 昔NHKでやっていた「技術立国日本の自叙伝」や、最近の「プロジェクトX」等の技術者話を見ている様で熱くさせてくれました。
 また、作者さんのしっかりとした取材のお陰かと思われる説得力のある説明やら、文章力のある描写のお陰で小説の中での一つ一つの場面がまるで映画を見ているかの様に頭の中に浮かんでくる様な感じを楽しむ事ができました。
 中盤以降になってくると、ある程度技術面での問題も(小説の中では)クリアされていき、登場人物達の成長よって出てくる人間関係の発展やもつれ、実際にプロジェクトが動き始めてから初めて表面化してくる様々な問題と、それを苦労しながら必死で乗り越えていく登場人物達の姿が、時には熱く、時には静かに描かれていきます。

 物語の軸となるのは、建設会社の若き技術者とプロジェクトを持ち込んだ少女の物語ですが、その周囲にいる人々もそれぞれがそれぞれのエピソードを持っており、様々な見方を楽しませてくれました。

 そして、ラストには月の地下に埋まっていた謎の物質から、新たな出会いに向けての幸せに満ちた希望を持ってエンディングを迎えます。

 ちょっと理屈っぽい所があったり、逆にそこまでご都合よくいくのかねぇ…って突っ込みたくもなりますが、そこはまあ、幸せな物語と思って読んでいけばおいらは許せてしまいました。

 
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siroaki /
  近未来、民間会社が月に結婚式場を作ろうという壮大な話。
現代の技術をちょっとだけ進歩させただけで、
十分起こりうる未来を予見させてくれる。
著者小川一水は、現場で働くプロフェッショナルを描くのがお上手。
今回は、土木屋が主役だけど、ロケット屋やいろんなプロフェッショナルが出てくる。
出てくる人物は、いい人ばかりでちょっとあれなんですが、
その道を極めた、または極めようとするギラギラとした情熱がすがすがしい。
1巻目は、まず月面に足がかりとなるベースを作ったところでおしまい。
全2巻で終了する話だが、1巻目を読めばかならず2巻目が読みたくなる。
ヒロインである妙が月に結婚式場を作ろうとした本当の目的が気になる。
なんにせよ、世の中がみんなで暗い方向を見ている中で、
まっすぐ上を向いて事を成し遂げようとする話は
今の世の中には必要だと思う。
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NOH /
  宇宙に行く。月に居住空間を作る。そのインフラを構築することだけでもどんなに難しい事なのか。
しかし、どんな困難でも人類が積み重ねた技術を使えば着実に一歩を踏み出していける・・・。
そんな職人魂あふれる小川一水らしい作品。

少女の夢のために、月面に地球文明を代表する結婚式場を作る大プロジェクト。実にロマンがあるじゃないですか!

・・・でもやっぱり一番の問題は技術より予算なのよね・・・悲しくも当然の事だけどさあ(涙)
もちろんそのあたりもしっかりと見せてくれます。

この小説の結末に関しては、賛否両論ありますが、それを考慮しても充分読む価値はあります。
こういう作品を高校生ぐらいの人に読んでもらいたいなぁ・・・。
現実の技術が小説に追いついて、一般人が宇宙に行けるようになるにはあと50年ぐらいは必要かもしれないけど、
それまで絶対に生き抜いてやるーー!
  〜建設系に勤める、星とロケットが好きな男より〜
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十夜 /
  近未来の月開発を夢想して、めいっぱい楽しみましょう。このフィクションを、現実が凌駕する日がいつか来ることを願って――。
( 十夜さんの紹介ページへ )


Y君 /
  SF好きの夢。月旅行への具体的な手引書です。
月に人間の住める施設を作るにはどうすれば良いか?
その金額、方法、道具などなど現在の科学を使ってどうするかが事細かに調べてあります。
しかも出てくる人々が最高にかっこいい。
自分の仕事を最高の状態で仕上げようとするプロフェッショナルな人々が作り上げる傑作群像劇です。
1巻は月旅行への準備段階です。
月旅行の旅支度をしてみませんか?
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matsuo /
  「第六大陸 1 」

これを「ライトノベル」といえるかどうかは微妙だが、良い作品であることは間違いない。「キャラクタ」より「設定」に注目!



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