銀盤カレイドスコープ vol.1 ショート・プログラム:Road to dream
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圧巻のスケートシーンだけでなく、フェミニズム小説としても秀逸。スポーツ界やマスコミにしぶとく残存する、望ましい女性像を、タズサの正論がぶった斬りにして小気味良い。 ちなみにvol3ではフェミニズムの抱える問題点をあらわにしており、今後の展開が興味深い。 |
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イリヤの空、UFOの夏 その4
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何と言っても描写が圧倒的だ。細部のリアリティが抜群なので、読んでいてあの夏の陽射しまでが伝わってくるかのようだ。リアルなのは内面描写も同様で、通常のライトノベルでは回避するであろう、イリヤのことをうっとうしいと思ってしまった気持ちまで生々しく描写しているがために、クライマックスの、そしてラストシーンの浅羽の決意が胸を打つ。 |
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神宮の森卓球場でサヨナラ
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このシリーズでは対象外の『あだたら卓球場決闘ラブソング』が一押しですが、最終巻の本作も作者の温かさがあふれていて好き。ラストでなされる、主人公の作家としての決意表明がとても作者らしい。
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マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust-排気
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敵役のことを徹底的にぶちのめせばよりカタルシスが得られるだろうに、あえて避けた所など、テーマについて徹底的に考え抜いていることが伝わってくる。卵のモチーフで統一された世界観のつくりこみもすごい。 早く翻訳して英米人にも読ましたれ! |
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されど罪人は竜と踊る II 灰よ、竜に告げよ
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まずすごいのは、登場する天才、レメディウスが真に天才らしく描かれていることだろう。国家ぐるみの大事件をも超えていくすさまじい大戦術を計画する一方で、天才故の苦しみも遺憾なく描写されている。 また、私的なことを描こうとする小説が多い中、現実と深く関係した国際政治について描ききった点で志が高い。 |
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銀盤カレイドスコープ vol.1 ショート・プログラム:Road to dream
(イラスト評)
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小説の内容にあった華麗な絵だ。 |
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灼眼のシャナ 2
(イラスト評)
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去年最もライトノベルの売上に貢献したのはこの人では。 |
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撲殺天使ドクロちゃん
(イラスト評)
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もはや小説の内容と一体となっている。 とりしもさんが今後何のイラストを描いてもドクロちゃんの人だと言われてしまうのではないかとちょっと心配。
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神宮の森卓球場でサヨナラ
(イラスト評)
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キャラクターがふんわりとしていて好きです。 神宮の森卓球所でサヨナラはカラー口絵を見ただけで泣きそうになってしまいました。 |
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