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作品評
先輩とぼく

著者 : 沖田雅
絵師 : 日柳こより
ISBN : 4-8402-2612-1
page : 287p


新月 /
  笑いました。何よりも笑いました。本当に腹がよじれるほど笑いました。
ギャグのキレが最高でテンポも良く、ネタではなく流れで笑わせてくれます。
電撃文庫のおかしなジンクスで銀賞にはハズレがないに大きくかなった作品でした。

ギャグ小説の神とも言える『阿智太郎』先生ぐらいになってくれると嬉しいです。
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seamlessbias /
  この作品は最初は注目していませんでした。が、友人が持っていたのを借りて少し読んでみて、すぐに買わなかったことをちょっと後悔した感じ。多少のミスがあったけど、十分にいいものだと思います。
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ひはら ゆい /
  ラブラブな感じがイイです。読んでいて頬が緩んでしまいます。
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おむらよしえ /
  デビュー作。
綺麗で大好きだけど、男気あふるる言葉と宇宙人とか妙なものが好きな先輩に憧れていたぼく。なかなかうまくいっていたはずなのに、宇宙人に誘拐されて、先輩と脳みそ入れ換えられちゃった!先輩は妙に順応してこのまま生きるしかないって開き直っちゃうし、先輩のかわいい身体に入ったぼくはみょうにもてもてになるしで……という話。
電波系らぶこめなのでしょうが、主人公が妙に生真面目なのがまたおかしいのと、きのどくでにやついてしまうおかしさでした。文章も上手いし、良心的なキャラクターだし、ちゃんと話もまとめてくれていたので、今後を期待してます。
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はたる /
  面白い。笑える。一気に読める。「彼」サイコー。
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ぷらとー /
   西尾維新氏とはまた違った意味で、典型的「きみとぼく小説」を体現したような作品。こんな形の日常も、またありか。
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優(YOU) /
  ここまでのラブコメを買ったのは初めてかも。
ユーモア溢れるこの作品。キーワードは『タッキー』
読み終わったときは気分が和やかになった。
沖田雅さんの次回作にも期待が持てそうです。
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Mace /
  古来より非常に使い古されてきた「人格入れ替わりもの」のお話にもかかわらず,
「元の体に戻る」という選択肢を冒頭からいきなり否定した展開には
なかなかに斬新で面白いものでした.
そしてまた, キャラクターたちの掛け合いが非常に楽しい.
先輩をはじめとする変態(?)キャラたちが織りなす世界はとても楽しく,
キャラクター小説としての面白さを堪能できます.

ストーリー展開もうまくまとまっており,
変態キャラたちのお馬鹿な日常を描いて行く一方で,
物語のラストへとうまい具合に収束していきます.

そしてなによりも, 先輩と僕をとりまく世界はとても優しくて,
読み終わったあとに何とも気持ちの良くなる作品だと思います.
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山村 洋史 /
  「俺があいつで、あいつが俺で」的展開の後、女子として生活に困惑する元少年と、少年としての生活を楽しむ元少女。
知的好奇心を充たすためには手段を選ばない先輩やナルシスト、オタクを公言する者などわかりやすく特徴のあるキャラクターたちで動き回る物語。
描かれていない部分も多く、学校を卒業するくらいまで書かれる予定だそうなので、今後の展開が気になる作品。六月には新刊もでるので要チェックです。
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gatoh /
  この小説を説明するにあたって、引き合いに出されやすいのは「撲殺天使」だと思います。

しかしながら、個人的にキャラクターがこちらの方が好きなのであえて「撲殺天使」に入れず、こちらに投票したいと思います。

こういう先輩は大好きです(汗
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TAG /
   「先輩」を中心とする変わり者連中が巻き起こす騒動と、先輩に惚れた弱みでそれに否応無く巻き込まれてしまう「ぼく」を描いたハイテンションコメディー。
 この作品に投票する人はそう多くないと思いますが、個人的に妙にツボにはいってしまいました。ハイテンション(?)な変人連中に振り回される主人公という点で「涼宮ハルヒの憂鬱」に近いものがあるかもしれませんが、こちらの主人公は素直だし、ラブコメ度も高いのでどちらかというとこちらの方が好みです。
 人格入替ものというネタは使い古されている感もありますが、単純に「元に戻る方法を探しての大騒動」といったありきたりな話でない分、ネタの料理方法はなかなかうまいと思います。
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