『 書評者 : t-snow 』 という条件で検索したよ! | |||||
15 件見つかりましたわ。そのうちの 6 〜 15 ( 表示数=10冊 ) 件を表示しますわ。 | |||||
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ねーこんなことしたって宝くじ、当たらないものは当たらないと思うよ…… | |||||
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タイトル | ディアスポラ 6 | |
シリーズ | ディアスポラ | |
著者 | 前田栄 | |
イラストレーター | 金ひかる | |
レーベル | ウィングス文庫 | |
書籍コード | ISBN4-403-54083-X | |
発行年月日 | 2004-09-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
柚熊猫 | 近未来とおぼしき世界が舞台の魔法使いモノ。完結巻。 実は{{すぺーすふぁんたじー}}だったりします。 がんばる少年クワン、というよりは、悩める青年ユリウスの成長物語でもありました。 そして最後のドタバタの一幕も各々が「らしく」て楽しかったです。 |
まつもとかなめ | 精霊と呼ばれる存在に愛され、彼らとの契約によって人間が「魔法使い」となる世界の、魔法研究の中心地・魔法学園都市アエミュルス。「雨乞い師」になりたくて故郷を離れた少年クワンは、極めて強い精霊を守護に持つ故にあちこちの魔法学校をたらい回しにされた末、このアエミュルスにたどり着きます。そして、魔法のことを何一つ知らなかったクワンの教育係となったのが、火・水・風・土の強大な精霊に愛されて力が相殺され、魔法使いなのに魔法が使えない青年ユリウス。強大な精霊に愛されているため、感情の爆発で何度も他人の精霊を吹き飛ばしてしまった過去から、誰にも嫌われないような人間を演じるという結論に達していたユリウスは、クワンを同胞のように感じていたのでした。 ユリウスのもとで魔法の勉強を始めようとしたクワンでしたが、ある事情から感情を爆発させて他人の精霊を吹き飛ばた上に、精霊を失った「被害者」に襲撃されたことから魔法の暴走を引き起こしてしまいます。これに対してユリウスは、この事件の責任を取って追放される形で、クワンと共に旅に出ることを望んだのでした。こうして、ユリウスとクワンの旅は始まります。しかし、この旅立ちは仕組まれたものであり、裏には精霊王と呼ばれる存在の思惑があったのでした。 「精霊」の力を借りる「魔法使い」が出てくる話ですが、舞台となっているのは「災厄」により文明が崩壊した未来の地球で、それをほのめかすような描写があちこちに出てきます(いろいろと「誤解」されてますが(笑))。謎の「災厄」と、災厄以前には存在しなかった精霊と魔法との関係、そしてすべての「精霊」たちが持つというある「願い」がこの物語の重要な要素になります。話の雰囲気は割とコミカルで、登場人物たちの掛け合い漫才と、微妙に身も蓋もない展開が楽しい話です。全6巻完結でこの巻が最終巻になります。 |
t-snow | ファンタジーだと思っていたら実は{{SF}}だった物語の最終巻。 ファンタジー→{{SF}}の移行は、雰囲気が変わってしまったり、展開にしらけてしまったりと、こける作品が多い気がしますが、これはうまくいった例。 火水風土の四大元素の精霊というベタなファンタジーの設定から、違和感なくここまで持ってきたのはお見事。 一見好青年なのに陰険だったりキレたら止まらないところもあるユリウスや、 ふざけたお気楽キャラっぽいのに実は苦労人なゼクロスなど、 男の子向けでもなくBL臭くもない男キャラがいい味だしており、コミカルな掛け合いが楽しいです。 巻が進むにつれ尻上がりに面白くなるので、シリーズ全体でお勧め。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | とある魔術の禁書目録 3 | |
シリーズ | とある魔術の禁書目録 | |
著者 | 鎌池和馬 | |
イラストレーター | 灰村キヨタカ | |
レーベル | 電撃文庫 | |
書籍コード | ISBN4-8402-2785-3 | |
発行年月日 | 2004-09-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
F2@Death March中 | 思いっきり少年マンガの王道を行くかのようなストーリーが続くシリーズの第3巻。作者の御坂美琴への愛が満載な1冊でもある。てゆーか、巻を追うごとにインデックスの存在感が薄くなっているのが間違いないこのシリーズだが、そんなことはお構いなしにノリで読めてしまうのがいいところ。 {{ それはさておき、これを書きたいがためにこの巻をイチオシした台詞を抜粋。 「お願い、起きて。無理を言ってるのは分かってる、自分がどれだけひどい事を言ってるのかも分かってる。だけど一度で良いから起きて!」 「アンタにやって欲しい事があるの。ううん、アンタにしかできない事があるの!」 誰一人欠ける事なく、なにひとつ失うものなく。 みんなで笑って、みんなで帰るためには。 「たった一つで良い。私の願いを聞いて! 私にはきっと、みんなを守れない。どれだけあがいてどれだけもがいても、絶対に守れない! だから、お願いだから!」 誰もが笑って、誰もが望む。 そんな、最高に幸せな結末に辿り着くためには。 「お願いだから、アンタの力であいつの夢を守ってあげて!」 }} |
紙様 | え〜、ヒロインが真のヒロインに交代した話(オイ) 2巻でスルー伝説を打ち立てた人気キャラ御坂美琴を中心に据えた物語です。 話の展開的にはいつもの少年漫画のそれと同じノリ。文章のアクの強さも同様。 それでもこの3巻に引き込まれるのはやはりヒロインが美琴だからということに尽きます。 助けてほしいけど、巻き込みたくない。けれど……といった美琴の葛藤にグッときました。 あと狙ったようにやってきた膝枕のイラスト。もう白旗ッス(笑) ……そこ、「ビリビリ出てればどーでもいいんだろう」とか言うな。事実だから(マテ) |
練馬 | もう理屈そっちのけで感情で読むべき話。「don't think,feel」です。 納得できないけど、でもどうしようもなさそうなことに「そんなのは嫌だ」と大声で叫び(作中で実際にそう叫ぶわけではありません)、そして、出来る出来ないの問題そっちのけで「自分の納得行く方法で」見事にことを成し遂げる主人公の姿はまさに少年漫画のヒーローさながら。 とてつもなく熱い作品です。 |
toshi-ko | あらゆる超常現象を打消す腕を持つ主人公が、自販機で再開した御坂美琴のシスターズを助ける為に、超能力者との争いに巻込まれる、熱血アクションストーリー。 「誰だって、何時だって、ヒーローになれるチャンスを求めているんだ。」 少年向け週刊誌の王道もビックリな、ヒロイン変更のウルトラCに魅せられ感激です。 |
t-snow | いくら相手側に事情があろうとも、そこで人の心が踏みにじられているのならば、どんなに無謀でも「そんなん許せるか」と立ち向かう主人公の言動の熱さにしびれるのがこのシリーズ。 その中でも、真のヒロインであるレールガンっ娘の御坂美琴をヒロインに据えた三巻は、他の巻よりも一枚も二枚も抜きんでた熱さを持っています。 最近ツンデレが世に溢れていますが、ツンだけだったりデレだけだったり、紛い物なのにツンデレ認定されているキャラも多いのが現状。そんな中、美琴は意地の張り方もそれが崩れた時のしおらしさも素晴らしい、とてもよいツンデレキャラです。やはりツンデレはこうでなくては。 |
ひさ | なんか個人的な好みで待望のビリビリ小娘こと御坂美琴が目立っていて、や っとキターと小躍りしてたのばかり印象に残ってるのですが〜。実際当麻と 絡ませると現時点のインデックスより美味しい存在なのは間違いないし。 もっとも推す理由はそれだけじゃなくて、一方通行のバトルやら御坂妹達の 秘密やらが物語中で面白く噛み合っていたからこそ。 |
高空昴 | 少年漫画的熱血ストーリー第三弾。 「やっぱ主人公はこうじゃないとな!!」そう思わされるシリーズであります。 考えるな、感じろ──かの名優ブルース・リーの名言を形にしたような感覚派アクション小説。 第三巻は特にお気に入りです。 正直、シリーズ全体の完成度は決して高くありません。 文章は「一流」と呼ばれる作家さんに比べれば荒削りだし、設定面にも「アラ」があるでしょう。けれど、それらを押し流して「面白い」と結論させる勢いに満ちています。新人作家の作品というのはきっとこうあるべきなのではないでしょうか。 「とにかく熱い話が読みたいぜ!!」という方は是非一読を。 面白いですよ。 「まずはその幻想からぶち殺す」 主人公に決め台詞があるのもとってもグッドですw |
只一人 | シリーズで最高傑作と思える第三巻です。 全体を通していえることですが、このシリーズの主人公の行動は、所々矛盾している節があり、理屈を付ければいくらでも突っ込みどころがあります。 しかし、この主人公は、数多のライトノベルの登場人物の中で、飛びぬけた「熱さ」を持っています。 理屈がいらないほどに真っ直ぐな主人公の信念。 それが上手く描写されていて、なおかつ「お約束」を使いこなしている……それが「とある魔術の禁書目録」の味ではないでしょうか。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | 復活の地 3 | |
シリーズ | 復活の地 | |
著者 | 小川一水 | |
イラストレーター | 前嶋重機 | |
レーベル | ハヤカワ文庫JA | |
書籍コード | ISBN4-15-030770-9 | |
発行年月日 | 2004-10-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | レンカ帝国の帝都トレンカがを大地震を襲い、帝都は壊滅状態に陥った。一官僚のセイオは、必死で帝都機能の復興のため力を尽くす。 さまざまな人々が、帝都で生きる人々のために、それぞれの立場から力を出し合うのが快感です。 三巻まで、読んでよかったと痛感しました。 |
葉月あき | 「天災とは、戦える」(p.72)という言葉には心強さを感じると同時に、もしもが起こったとき自分には何ができるだろうかと改めて考えさせられました。 {{第2の震災に}}備える官民・組織の枠を超えた苦心、そして震災後の主要登場人物から名も語られない一般民衆に至るまでの行動が印象的。 |
sai1970 | ライトノベル版プロジェクトX風パニック小説とでも言えばよいのか。 震災で壊滅した首都を復興させる、そして次に迫る災害から最小限の被害で首都を守る。 ただそれだけの話ですが、復興に携わる人々それぞれの立場の違いにより様々なドラマが生まれ、読み応えがあります。 1巻から3間までの間で主人公もヒロインも、そして脇役の一人一人までが色々考え悩みながら成長してゆきます。 人間ドラマとして読んでも面白いです。 |
t-snow | 大震災による壊滅と復興、{{そしてさらに来たる第二の震災}}に立ち向かう人々を描いた、地震SF群像劇。 権力や重責を担ったセイオやスミルといった主人公格の人間だけではなく、 脇役一人一人まで首都に住む人間が一丸となって戦う様は無茶苦茶にかっこいい! ズタズタに壊滅した1巻からこれだけのものが積み重ねられてきたんだなぁと考えると、思わず目頭が熱くなります。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | ぴよぴよキングダム | |
シリーズ | ぴよぴよキングダム | |
著者 | 木村航 | |
イラストレーター | 竹岡美穂 | |
レーベル | MF文庫J | |
書籍コード | ISBN4-8401-1159-6 | |
発行年月日 | 2004-10-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
BAW WAO | シリーズで支持するので1巻目にコメントします。(二巻迄刊行中) 今年TVアニメ化が決定(ぺとぺとさん)している作者さんの別シリーズ作品です。 ひよこ形異星人の婚約戦に巻き込まれた少年少女のボーイミーツガール系で 設定も展開も掛け合いも面白く、一気に読ませて読了感も良いです。 人称が男⇒女になった途端、話が常に暴走するのは仕様なんでしょうか? 私はこのシリーズの方が好きなので、別シリーズアニメ化で、こちらの刊行が後回しになるだろうという現実に 号泣しながら、ハンケチを噛み破る勢いで抗議します。ムキー。 可愛いボーイミーツガール系を読みたい方に一押しします。 |
極楽トンボ | ものすごい勢いで疾走する不器用な少女(ツンデレ)とやっぱり不器用だけど実はけっこう熱い少年の恋愛物語。 とにかく物語の疾走感、これにつきます。 |
t-snow | 「恋の儀式」を行うために宇宙からヒヨコがやってきた! というSFだったり、不器用な少年の恋愛物語だったりもするんですが、 そんなのは全部どうでもよくて、後半の女の子視点の一人称につきます。 勝気で照れ屋な少女の、ノンストップで流れるように暴走し続ける思考を叩きつけた文章は、ちょっと他ではお目にかかれないし素敵すぎです。 |
応援メッセージ・イラスト部門 | |
BAW WAO | やわらかく、透明感のある画風の絵師さん。 MF文庫では珍しく、この方を起用した編集さんには賞賛です。作品の可愛いさ面を倍増させてます。ひよこ万歳です。 多少の殺伐感も、微笑ましい印象に変えてしまう癒し系の絵師さん。というところかと思います。 今後もボーイミーツ系で出会いたい絵師さんです。 |
タイトル | 刹那 そのとき彼女が願ったこと days of Broken Blood | |
シリーズ | BLOODLINK | |
著者 | 山下卓 | |
イラストレーター | HACCAN | |
レーベル | ファミ通文庫 | |
書籍コード | ISBN4-7577-2084-X | |
発行年月日 | 2004-11-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
まるお | 真っ向から"恋愛"を取り扱ったとても美しい小説。 外伝作品のため本編を読んでいれば結末は見え透いていて、ページをめくる手も留まりがちになりましたが、 それがシーンのひとつひとつ、一瞬一瞬を大切にする気持ち、それこそ"刹那"の輝きに繋がっていきます。 |
いちせ | 痛いよ、痛いよ、痛すぎるよ〜〜。女の子一人称の破壊力ぅ〜〜〜。 |
極楽トンボ | 女の子一人称による恋愛小説。 切ないです。痛いです。 二度と体験できない青春の貴重な一ページ一ページを見事に表現していると思います。 外伝を読むために本編を読め!と思わず言いたくなるくらい泣けたお話。 ううっ、ほんとに泣ける。 |
千秋 | うわぁ〜……。もう痛すぎ。切なすぎ。でも面白い……。 これだけ読者の心に何かを残す作品も珍しいです。 {{女の子の恋の物語}}。これは百合とかそういうものを超えて素晴らしい作品です。 痛いけど、頑張って読んで欲しいです……。 |
練馬 | 後書きからの引用になりますが、「ただ美しく楽しいだけの物語ではありません。でも、哀しくつらいだけの物語でもない」です。 恋とか友情とか言うよりは、まさに魔法がかけられたように幸せな女の子二人の時間のお話です。悲しいお話ではあるんですが、彼女らが幸せであったことだけは多分間違いないはず。 後、とりあえず一回は読み返し推奨です。 |
t-snow | これで泣かずに何で泣く! 女の子2人の{{恋の}}物語。 2人で過ごす時間の一瞬一瞬はキラキラと輝いていて、 でもそれは綺麗でも脆いガラスのような美しさで、 いつか壊れることは分かりきっていて、 それでも確かに幸せだった2人。 もう転がって叫び出したくなるくらい切なくて切なくて切なくてたまらない。 |
応援メッセージ・イラスト部門 | |
麻由 | 小説自体も、痛々しさと切なさがひしめき合う素晴らしい出来だったのですが、あえてイラストに。 『作中では語られなかった二人の交流』が描かれていて、作中でのシーンを描いたイラストは恐らく一枚もないのですが、それ故に二人が今までどういう交流をしてきたのかが補完できる。本編を飾る繊細なタッチも素敵です。 読み終わった後は口絵を見るだけで泣きそうでした。 |
練馬 | あえて作中で殆ど語られてない時間をカラーイラストに持ってきてますが、逆にそれが恐るべき強力な破壊力を有してます。 またHACCANさんのどこか儚げなイラストがいいんです。 |
t-snow | 普段イラストにはあまり注目しないのですが、これは別格。読了後、イラストを見ただけで泣ける作品は先にも後にもこれだけ。 口絵は全て本編以前の由香里と雪乃の日常を描いたもので、1枚1枚にその日常の鮮烈な美しさと儚さが凝縮されていて、本編と相乗効果を発揮する素晴らしいイラストです。 |
タイトル | 三月、七日。 その後のハナシ | |
シリーズ | 三月、七日。 | |
著者 | 森橋ビンゴ | |
イラストレーター | 世良シンヤ | |
レーベル | ファミ通文庫 | |
書籍コード | ISBN4-7577-2100-5 | |
発行年月日 | 2004-12-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | 前作の終わりからの続きの話。いまだにうじうじしていた三月だが、周囲の状況が変わってくるにつけて自分の気持ちが変わっていたことに気づく。ひっこみ思案だった七日も少しずつ変わってきているようだ。 二人の変わっていく様子、そしてラストのクリスマスが、とてもよい話をつくったなあと思いました。こういう話の後日談ってよかったためしがないので読む前は不安でしたが、ちゃんとお話としてよく始末をつけたと思います。おすすめです。 |
極楽トンボ | 前作の続き。 正直言ってびっくりしました。前作できれいに終わるのかと思っていたら、ずっと尾を引いていたとは。確かに現実では簡単に割り切れずいつまでも引きずる想いというのはよくあることですが、今作ではそれを見事に描写しきっていると思います。 前作だけでなく、こちらも合わせて是非読んで欲しい青春小説です。 |
t-snow | 続編が出ていい意味で裏切られた作品としては、近年でナンバー1。 前巻で綺麗に終わったはずなのにどうするのかと思っていたら、実は物語は続いていて登場人物達は悩んで苦しんで生きていました。 うじうじと思いを引きずりなかなか割り切れないながらも、周りの人々の影響もあって少しずつ変わっていく三月の様子が、とても丁寧に描写されています。 そして今度こそ迎える、気持ちが晴れやかになったハッピーエンド。キャラクター皆を好きになれる、とてもよい青春小説です。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | カエルと殿下と森の魔女 緑竜亭繁盛記 | |
シリーズ | ||
著者 | 橘柑子 | |
イラストレーター | 堤利一郎 | |
レーベル | ファミ通文庫 | |
書籍コード | ISBN4-7577-2130-7 | |
発行年月日 | 2005-01-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
まつもとかなめ | 原初の樹海「闇の森」のほとりにあって、人間のみならず人外も客として訪れる旅籠兼酒場「緑竜亭」。そこの一人娘で、「戦う看板娘」の二つ名を持つ少女リュンにより語られる、「緑竜亭」の騒動の物語です。無口で料理にしか興味がない父に代わって、「緑竜亭」を切り盛りするリュンの悩みの一つが、何かにつけて喧嘩して店の者を壊す常連客、不死人アンバーと狼人の少年ブラック。今日もまた、喧嘩を始めたこの二人を抑えようとリュンが奮闘しているところに、美形の騎士が一夜の宿を求めてやってきますが、彼は一匹のヒキガエルと山ほどの厄介事を引き連れてきたのでした。 {{暗殺者たちや屈強な騎士たちを相手に}}大立ち回りを演じるリュンの姿はまさに「戦う看板娘」。この二つ名を本人は嫌がってますが、{{生まれからして普通ではない上に、人外魔境一歩手前の環境で鍛えられた}}リュンが、ただの少女でいられるはずもありません(笑)。彼女の「友達」もただものではないですし。何はともあれ、リュンの勢いのよさと啖呵が心地よい話です。 |
極楽トンボ | 樹海「闇の森」のほとりにたつ酒場・緑竜亭。人間も人外も訪れるいつもにぎやかな酒場で起こる騒動の数々が実にテンポよく愉快に、そして魅力的に書かれるファンタジー小説です。 ノリとしてはTRPGなんかに出てくる酒場のノリをものすごーくよくした感じかな。ボケツッコミの軽快なこと! 主人公である酒場の看板娘・リュンがすごい魅力的。 とにかく一度読み始めたらあっという間に最後までたどり着くテンポのよさが素晴らしいです。 |
ひさ | 読み手の気持ちでは多分知りたいと思う部分、外したら物足りなくなる描写、それをあえて カットしてでも主人公リュンの視点のみに徹底している所が個人的には凄く良かった。物語の テンポも軽快だし、キャラ同士の掛け合いも面白いし、何よりリュンの存在が忘れられない程 印象に残る。彼女の魅力を最大限に引き出ている一人称文章の描写はなかなかお見事。 |
t-snow | この作品の魅力はなんといっても主人公のリュンにあります。 「スレイヤーズ」のリナインバースを常識人にしてちょっと可愛げをつけた「戦う看板娘」リュン。そんな快活な彼女の一人称で綴られる文章はとにかくテンポがよくて、もう文章読んでいるだけでも幸せ。 獣人や不死者といった脇を固めるキャラクターも、リュンの印象で霞むことのない我を持っていて、リュンとの掛け合いで楽しませてくれます。 ここ1年の新人さんの作品の中では最もイチオシです。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | 銀盤カレイドスコープ vol.4 リトル・プログラム:Big sister but sister | |
シリーズ | 銀盤カレイドスコープ | |
著者 | 海原零 | |
イラストレーター | 鈴平ひろ | |
レーベル | 集英社スーパーダッシュ文庫 | |
書籍コード | ISBN4-08-630224-1 | |
発行年月日 | 2005-02-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | 性格のとことん悪い桜野タズサの妹、桜野ヨーコもまた、フィギュアスケートをやっていた。ライバルに「チェリー」とくさされたこともたたり、ついに「{{スケートをやめる!}}」と口に出してしまうが……。 妹を出したのは上手かったです。典型的な少女マンガストーリーですが、丁寧に描かれているのでとてもよかった。タズサもいい役。3巻がいまいちだなーと感じた方でもおすすめです。 |
しゅぺるたー | これまでも、そしてこれからも2度と出ないであろうフィギュアスケートをテーマとした 小説の4冊目。 3冊出してそろそろネタ切れか? と思わしといて主役の変更なんて方向で攻めてくるとは! 男性が手に取るのには少し気がひける表紙であるのがちょっと問題だが、その逡巡の向こうには華やかさを纏った良い小説が待ってるぜ。 |
練馬 | フィギュアスケートに関する知識が無くてもスケートシーンがとても面白く読める凄い小説。イラストから萌え系かと思うかもしれませんが実に真っ当なスポ根小説にして本格的フィギュアスケート小説です。 一人称形式をフルに生かし、アスリートの抱えるプレッシャーや競技中に感じる万能感といったものを存分に味わえます。 更に、競技的・日常的な両面において主人公に感情移入しまくりです。 前三冊と違って、主人公が変わってるのでこの巻から読み始めても特に問題はありません。気軽に読んでみましょう。 そして気に入ったならば是非1・2巻(上下巻構成です)も読みましょう! |
極楽トンボ | フィギュアスケートを題材にした、おそらく唯一のライトノベル作品第4弾。 なんと今回は妹が主役です。 根は繊細とはいえ、性格は傲岸不遜・その上実力は一流というすごすぎる姉を持った妹の複雑な心境が丁寧に描写されています。 ああ、なんかタズサかっこいい…… ともかく今回もやっぱりスケートシーンにご注目。スポーツを文章で表現するのはかなり難易度が高いんですが、このシリーズは見事にそれを成し遂げていると思います。 |
黒原はいく | 既に様々な人が様々な場所で語っておられるだろうこのシリーズ。少し別口から紹介してみたいと思います。 確かに中身はスポ根モノであり、安易な萌え小説ではないのですが--誤解しないで下さい、ちゃんと萌えられます。……嘘です。正確には少し違います。惚れちゃいます。それぐらい魅力的な登場人物。毒舌ヒール・桜野タズサに関しても言うまでもないですね。 このイラストも、キャラクターのイメージにしっかりマッチ。表紙に騙されて読まない人はまいじゃー人生の数パーセントを損してますが、表紙を全く信じないで読まない人もそれはそれで損してます。 あとは、この巻に関して--随分と大人になったタズサが見られますよ。 |
ぎをらむ | スポ根としてベタといえばベタなストーリーなのですが、そのベタなストーリーを陳腐に感じさせない海原零さんの力量は素晴らしいものがあります。ど真ん中のストレートでも、バットをへし折る問答無用の威力があればOKなのです。 主人公のヨーコが劣等感を抱え、挫折し、そしてそこから「桜野タズサの妹」ではない「桜野ヨーコ」という自分を見つけ出していく過程をきっちり描いた、正統派の成長物語です。 |
t-snow | まさかスーパーダッシュで少女小説が読めるとは! 前巻までとは異なりタズサの妹ヨーコを主人公に据え、タズサとの関係や先輩スケーターであるシューゴとの恋愛が描かれている第4巻。 偉大なる姉へのコンプレックスやその姉を想う心などが一人称で丁寧に描写されていて、ヨーコというキャラクターを好きになること請け合い。 また、シューゴとの出会いの場面やシューゴの言動に一喜一憂する様子には、この手の少女漫画や少女小説が好きなら転がること間違いなし。 現実のフィギュアスケートにはあまり興味がない自分にも楽しめるフィギュア描写は健在だし、シリーズの中でも一番のお勧めです。 |
リッパー | 実際の女子フィギュアスケート界も非常に盛りあがっていて、安藤美姫の人気もうなぎのぼりの今、もっともテレビアニメ化するにふさわしい作品だと思うのですが、メディアミックスの話はないんですかー! |
まるお | 女の子の一人称が威力を発揮している極上の作品。 シリーズ未読の方はとりあえずこの巻を読んでみて、気に入ったなら姉の物語(Vol.1〜3)に手を伸ばしてみても楽しめると思います。 |
応援メッセージ・イラスト部門 | |
リッパー | この作品とこのイラストの出会いは運命的なものだったのでしょう。 本編の面白さを絵の力が底上げし、キャラクタの魅力がイラストをより素敵に見えさせるという相乗効果の最高の例。 この絵に騙されたと思って読むよろし。あるいは萌え絵に退いてないで読みやがれ。 |
練馬 | 表紙イラストが姉妹中を見事にあらわしていると思います。 後、最初の演技中のイラストと、最後の演技中イラストが、それぞれ、どん底の精神状態と、これ以上無い満足感を表していていいと思いました。 |
タイトル | まおうとゆびきり 2 ぱぱとよばないで | |
シリーズ | まおうとゆびきり | |
著者 | 六甲月千春 | |
イラストレーター | 椎名麻子 | |
レーベル | 富士見ファンタジア文庫 | |
書籍コード | ISBN4-8291-1687-0 | |
発行年月日 | 2005-02-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
t-snow | 前半を中心に全編に散りばめられた小ネタが素晴らしいです。 ゼビウス、生物学、ドクロちゃん、などなど幅広いジャンルから集められた大量のネタは、ツボにはまりさえすれば大いに笑わせてくれます。 1巻でちょっとたるかった戦闘も2巻では減少し、物語も楽しめるようにはなっていますが、あくまでメインは小ネタ。笑えるライトノベルとしてお勧め。 |
ひさ | 小ネタが凄いんです。知ってるか知らないかで印象は違って来るような 気もするのですが、小ネタで攻めてる時は勢いも凄いので流されてしま えば充分楽しめる思う。勿論それだけではなくて、前巻で躓いた敵との 戦いは邪魔にならない程度に控えめに抑えてたし、硝子とパパとの噛み 合わない触れ合いやその結末の描き方もなかなか良かったし。あとは女 の子同士でいちゃつく描写が実に上手い。これは結構大きいです。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | くじびきアンバランス 2 | |
シリーズ | くじびきアンバランス | |
著者 | 横手美智子 | |
イラストレーター | 八雲剣豪 , 窪敏 | |
レーベル | MF文庫J | |
書籍コード | ISBN4-8401-1222-3 | |
発行年月日 | 2005-02-00 | |
備考 | 著者:横手美智子とゆかいな仲間たちVer2 | |
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
t-snow | 「げんしけん」の作中アニメのノベライズ作品、と聞くと何となく怪しげな話を想像してしまいますが、その実態は良質のラブコメで驚かせてくれます。 友人に片思いしている主人公に恋をしてしまい葛藤する小牧や、数年ぶりに再会した幼馴染の前では普段見せない姿を見せる会長など、魅力的なキャラクターが一杯。 特にこの巻では、自らの弱さを振りきって生徒会長としての使命を全うする会長がかっこよくて素敵なのです。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
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