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「涼宮ハルヒの憂鬱はドラえもんだったんだよ!!」 「な、なんだってー!!」
いや、「待てや」という前に以下の推論を読んで頂きたい。
昨今の女性上位というか女性の勢いが増してきた今日この頃。単に我が侭なキャラというだけならさして珍しくない。しかし、自然法則まで自由に操れる存在となるとそうはいない。よって、数々の法則を編み出し、絶対唯一の存在(除く母)であるジャイアン、彼の女版こそ涼宮ハルヒに相応しい称号であろう。
そして、ジャイアンに振り回されるのが主人公のキョンだ。そして、のび太にドラがいるように、彼には未来人・ロボット・超能力(進んだ科学は魔法に等しい、ってことで)と能力を細分化された3人がいる。そして彼らは協力してジャイアン(ハルヒ)に立ち向かってる(?)ではないか。
そう、この話はドラえもんが基本プロットだったのだ!!
だが、話の中盤で、実はキョンこそがジャイアンに唯一対抗できる存在、つまりジャイアン母であることが判明してからはオリジナルな展開になる。 もっともキョンという情けない響き(あだ名だからしょうがないが)から分かるように、「俺は母ちゃんのドレイじゃない」と訴えるジャイアンに「そんなことはドレイの様に働いてから言いな」とビンタ一閃で黙らせるジャイ母のような迫力は無い。が、唇一つで世界を救う中々のテクニシャンである。
のび太とジャイ母という相反する属性を持つキョンに幸多からんことを望んでこの文章を〆にする
ところでこれは余談だが、これ以降のシリーズはハルヒ=ジャイアンの横暴とそれをなだめる周囲という構図が定着して、ややマンネリなところも感じられる。 ここらで、劇場版のような侠気のあるジャイアン、つまり女性らしいハルヒでも出してみてはどうか?
(注)ハルヒ=ドラ説は本気にしないように。 |