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イラスト評  /  作品への評を見る。
七姫物語 第2章 世界のかたち

著者 : 高野和
絵師 : 尾谷おさむ
ISBN : 4-8402-2574-5
page : 278p


環菜 /
  柔らかい絵の感じが好きです。
( 環菜さんの紹介 )


楠真 /
  突然ですが、最近カバーイラストで引いてしまうんですね。よく。
私の目では「ケバい」と思えてしまう作品の多いこと多いこと。
もう感性が古くなったのかな?などと、寂しい思いにかられたりする訳ですが…。

この作品は、見て迷わず、速攻で、手に取りました。そんな数少ない作品です。
目に優しく入ってくる絵。世界観を映し出す衣装の美しさ。
本文中のイラストもワンパターンではなく工夫があります。
とてもいいものだと思います。私の中ではNO.1。
( 楠真さんの紹介 )


眠り猫 /
  小説自体、非常に透明感があって綺麗な作品ですが、イラストがさらにそれを盛り上げていると思います。
透明で優しくて儚い。作品世界とイラストがかみ合ってると、読んでてとても気持ちがいいです。
( 眠り猫さんの紹介 )


/
   1作目もそうでしたが、イラストとのコンビネーションが実に効果的に出てますね。普通であれば、少女が叫んだ瞬間や、戦っているシーンのイラストが入るのでしょうが、何でもないシーンをページ余りで挿してくることによって、文章から伝わる『少女』らしさを上手く表しています。
( 元さんの紹介 )


TD /
  宮崎駿のアニメを彷佛とさせるイラストが、透明感のある本編に上手くマッチしている
( TDさんの紹介 )


シス /
  小説も大好きなのですが・・・
絵も最大級にすきです
もう言うことなし
( シスさんの紹介 )


hokuto /
  とてもキレイな感じの表紙ですよね。
作品の評価としてよく表される「透明感のある」雰囲気を
よく再現していると思います。

挿絵の構成も変わっていて、1ページ丸ごと使っているのも
ほとんどなく、章の終わりなどに付け足すような形で
挿入されているのが新鮮な感じがします。

内容の方も、戦記ものという体裁はとっていますが
主人公カラスミの一人称で描かれているため
陰惨の雰囲気はあまり感じさせず、ほんわかした気分になれますよ☆
(もちろんヤマ場もありますが)

挿絵と内容がリンクしたなかなかの良作だと思いますので
癒されたい方はぜひ手に取ってみてください。

・・・いえね、刊行ペースがちょっとばかり遅いので
なるたけ大勢でフォローし続けられるといいなーと・・・
( hokutoさんの紹介 )


うさぎや /
  華やかな「七姫絵巻」な口絵見開きカラーが気に入っています。
内容とイラストの穏やかさがとてもマッチしていると思います。
( うさぎやさんの紹介 )


yommy /
  世界観にあった絵を描いたと言う点では今期1番ではないかと思う。この組み合わせはほんと編集局のファインプレーだと思う

それと絵師が1巻より成長したようなきがする。
( yommyさんの紹介 )


句読点日記。 /
  ◆『七姫物語第二章 世界のかたち』高野和/イラスト:尾谷おさむ(ISBN:484022574)
 物語の雰囲気にマッチしている感じがするので。宮崎アニメみたいなノスタルジー気分。

( 句読点日記。さんの紹介 )


ヤマタ /
  良くぞまあ、この著者さんにこの絵師さんを選んだものです。まさに慧眼。今となっては、この小説にこの絵以外は考えられない。それぐらいピッタリとハマっています。
この著者さん特有の透明感のある美しい情景描写、優しげな人間描写をまさに相乗させる色彩に富みながらも派手ではなく、柔らかな絵です。いいです。ちょっと感動するくらいに。
( ヤマタさんの紹介 )


まるお /
  本分の雰囲気に合ったイラスト。
雰囲気がとても重要な作品なので、それを助けているイラストというのはライトノベルの正しい在り方だと思う。
( まるおさんの紹介 )


Dr.MAD /
   CGという画材を得て、新たに獲得された表現に、白さがある。重ねれば重ねるほど黒くなるという色の特性は、書き込みが増えればすなわち絵を暗くするというジレンマを生んできた。現在では薄い色もむら無く流し込めるし、透けさせることすらできる。そういった意味で尾谷おさむ氏のイラストは現代表現の先端をゆくと言えるだろう。
 オリエンタルマインドの溢れるデザイン、丸みのあるラインに素朴さ、純朴さがにじむ。やはり和装の骨はなで肩である。
( Dr.MADさんの紹介 )


極楽トンボ /
  本文の出来もさることながら、この作品に関しては文章とイラストの一体感が見事でした。空澄姫の透明感が実に見事に表現できていたと思います。
( 極楽トンボさんの紹介 )


くわね@まるち /
  作品に対し主張しすぎない、まさに名脇役。
( くわね@まるちさんの紹介 )


尾川 /
  たくさんの方が投票しているかもしれませんがあえて私も押します。
内容がとても透き通っていてさわやかな感じなので、それにあったイラストだといえます。淡い色調を中心に纏まっていて、見た瞬間に本の雰囲気が良く伝わると思います。
( 尾川さんの紹介 )


まらも /
  文章・内容にそぐわないように感じる絵柄のライトノベルが多い昨今、これほど「合っている」と感じたイラストは珍しく感じられ、その絵師と著者を引き合わせたストレートさに潔さと好感を持ちつつ感謝したいと思います。
技術的なことは分かりませんが、もし絵をみて気に入ったなら中身も気に入ることでしょう。よく雰囲気を表しています。
( まらもさんの紹介 )


INN /
   作品が持つ雰囲気を、壊すどころかさらに引き立てているのが素晴らしい。この文章にして、このイラストあり。本当に良く合っていると思います。
( INNさんの紹介 )


まほの /
  一巻と比べると格段に洗練されましたね。口絵の姫殿下集合図が好きです。
空澄姫の横顔が好きです。
( まほのさんの紹介 )


山崎 /
  作風とベストマッチの絵でした。
( 山崎さんの紹介 )


Stella /
  カラのやわらかさ、さわやかさが凝縮されたようなイラスト。小説世界にぴったりとあっています。
( Stellaさんの紹介 )


おとうさん /
  表紙そのまま飾っときたいです。
( おとうさんさんの紹介 )


玲朧月 /
  お伽話のような小説に合わせて、絵本のように描かれた挿絵がよく合っていてお気に入りです
( 玲朧月さんの紹介 )


R-F /
   イラストと文章の相乗効果でひとつの世界を見事に描き出している希有な例。すごい。電撃9期の壁井・成田・高野トリオは全員絵師に恵まれたけれど、この作品のシンクロ率の高さはちょっと尋常じゃない。絵と文章の幸福な融合。ある意味で「ライトノベル」の理想型なのかも。
( R-Fさんの紹介 )


トビー(偽) /
  ライトノベルにおいてイラストを評価する際に、「キャラが可愛い」「絵がきれい」というだけでは意味がない。
ライトノベルが他の小説に比べて軽く見られがちな現状において、ライトノベルがさらなる飛躍を果たすためには「単なる小説以外の何か」になることが必要だと思う。

そして、そのために、ライトノベルのイラストは単に挿絵というだけではなく、もっと大きな効果を担うべきだ。

ただ小説のなかに1ページ分の挿絵が載っているだけでは充分とはいえないのではないか。
それでは、ときには挿絵が文章の邪魔になり、せっかくの小説がダメになってしまうこともあるだろう。

その挿絵をどのように小説の中に融合させていくのか。
そういった試行錯誤をこの「七姫物語」の挿絵の挿入の仕方に感じた。
( トビー(偽)さんの紹介 )


さかなや /
  透明感のある色使いが見事です。口絵の、雪の中で傘を持っている空澄姫の絵が特にお気に入りです。
( さかなやさんの紹介 )


Jonny /
  絵が繊細でキュート!
( Jonnyさんの紹介 )